イタリア語の勉強やり直します
もう15年以上前、イタリア語を勉強していた。
かなり久しぶりだけど、また頑張ってみようと思う。
背景
学生だった当時、イタリア語の勉強は自分なりに頑張っていた、と思っていた。
でも、本気度が足りなかった。たっぷりあった時間を大学受験勉強並みの本気の勉強に充てるという発想がなかった。だから、イタリア語検定では2級は取れても、1級がいつも合格ラインギリギリ足りず、確か5回受けて全て1次試験で不合格。
そしてこの10年は、子育てと社内翻訳に奮闘しながら、英語のやり直し勉強に専念しててきた。睡眠を削ったり、わずかな時間を勉強に割いたり、ながらリスニングやシャドーイングしたり。
で、今年の始めに溝江達英先生のイタリア語初級セミナーを受けて、イタリア語の歌うような発音の美しさ、楽しさに触れ、「またイタリア語やりたいな」という気持ちに。
でも、「仕事で使う英語や英訳をもっと勉強しないと」、と諦めかけていた。
そんな時、コロナで大騒ぎになって、イタリア語検定協会が存続の危機という事を知り、慌てて申し込み。だって、検定なくなったら困るから!
そんなわけで突然イタリア語検定1級を受験することに。
イタリア語検定の対策
直前の思いつきで申し込んだので、なんせ時間がない。対策どころの話ではないくらいに時間がない。
まず、検定協会のサイトで過去問を買って解いて、試験全体を把握。作文問題も過去問の模範解答を写経して、構成の取り方、論じ方を把握。
なんせかなりの単語、文法事項、動詞の活用を忘れている。でも時間もないのでざっと本を読んで復習したい。
そこで、手元にあったIl piccolo principeをタイピングして精読した。(といっても単語の意味と動詞の時制や活用をメモする程度)
リスニングはポッドキャストやYouTubeを活用。
試験当日と試験結果
慣れない街と会場、10年ぶりという緊張感から、回答が終わったのは試験時間ギリギリ。最後の数分は作文問題がギリギリ書き終わるかどうかというところで、本当に心臓がバクバク、呼吸も浅く、具合が悪くなった。
ここで手を止めたら、途中で終了になる。それは嫌だ!と、深い呼吸を意識して、腕の筋肉が痛いけど書ききる!と出産以来の大集中(笑)で何とか最後の単語とピリオドを書いた瞬間に時間終了の合図。
このバタバタは完全に準備が足りてない証拠。
結果は、やはり不合格。ギリギリ不合格というレベルではなく、全てのパートで平均点前後。10年ぶり、ほぼ対策なしでの受験なので落ち込みはしない。やり直しのスタートラインが分かってよかった。
やり直し計画
英語のやり直しを通じて学んだのは、何といっても文法をしっかり復習することの大切さ。そこで、文法の問題集を購入。
さっそく最初のユニット「冠詞」から。この本、イタリア語でのみ書かれてるけど、とにかく問題、例文がたくさんあるので、単語の勉強にもなる。何回も解けるように、テキストには書かずにノートに書いた。
bicchiere (コップ、グラス)という超基本単語の定冠詞すら間違えたので焦る- -;)
文法と並行して、途中だったil piccolo principe のタイピング写経と精読を進める。こちらはすぐ終わらせて他の本も精読したい。
会社の休み時間には、ニュースの記事をざっと読む。耳が空いてる時間はポッドキャストを聞いたり、CD音源でシャドーイング。
子供が見るAmazonプライム・ビデオの番組はなるべくAmazonオリジナル番組を勧めて、ちゃっかりイタリア語字幕を表示させる。
文法を一通り復習したら、作文の添削も受けたい。今は、手帳にその日の出来事やキーワードを単語レベルで書いている。
何だかあれこれ書いているけど、机に向かうのは文法と本の写経精読くらい。まずは1日30分程度から習慣づけることを目標にする。
最近は朝5時起きがそこまで難しいことでないので、この際4時起きを目指して、まずは4:55起床をクリアしたい。
何でも初めは小さな目標から。
小さな成功を積み重ねてより大きな目標に向かっていこう。
最後に
今年イタリア語検定を受けた皆さん、お疲れ様でした!
検定関係者の皆さん、難しい状況での開催ありがとうございました。
2次試験を受けた方、合格されますように✨
不合格だった方、来年の検定に向けて、
一緒に頑張りましょう!
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