三日坊主
何かを極めたことはあるかというお話。
極める程突き詰めたことはなく、何かをはじめてみたら出来てしまうことが多く、これといった趣味や特技が思い浮かばない。(勿論頓挫し、挫折もするが)
最近の例だと、手ごねパン作りを始めた。初めて焼いたパンはそれなりに美味しく、実家に帰ってきても、ポンコツオーブンを買い替えて、焼き続けている。レシピは1冊の本と、YouTubeで仕入れてくるものだけ。YouTubeは動画なので、手ごねの場合どのように捏ねるのか分かるから、より良い。
成形もそこでそうだったのかと分かることもある。1度だけ製パン製菓材料店主催のパン教室に行ったが、寧ろそれより分かりやすいこともあり、パン教室は通っていない。
長年通っていたのは、習字だ。日本各地に教室があり、私は把握していないが、1番有名な習字教室ではなかろうか。私は幼稚園の頃から通い、小学生では地元で沢山展示してもらい、表彰状も沢山頂いた記憶がある。だが、転勤族だったおかげもあり、先生が変わってから、そういう地元の展示には出さなくなり、習字教室主催のものしか提出しなくなった。そこで、師の大切さに気づいたのも確かだ。
兎に角、最初の先生は紙からはみ出してもいい。大きく書きなさい。そういう先生だった。のびのび書けた。楽しかったし、気持ちよかった。
次の先生は、時間制限も厳しく、窮屈だった。優しい先生だったが、私には合わなかった。最近まで通っていた教室の先生は、本当に尊敬しかない。人生死ぬまで勉強だ。と言って、とても力強く生きている先生である。
今、何枚か2年ぶりに書いてみたが、やっぱり崩せないし、アート書道なんて程遠い。つまり、習字は極められたのか…なんてつまらないことを思いながら、悩んでいるのである。
んー、バランス悪っ。