#vol.3 インターン組織化前日譚
こんにちは!
TRUSTART株式会社でインターン統括を行っています、神野凌太郎です!
先日、Wantedlyでインターンで行っている取り組みについてご紹介しましたが、「なぜインターン統括としてインターン組織化を行ったのか」には触れていませんでした!
そこで今回は、インターン統括の主観的目線からどのようにインターン組織化に至ったのかを中心にnoteで発信できればと思っています!
特にスタートアップでインターン採用を考えている方に、最後まで見ていただけると嬉しいです!
「インターン統括」になったきっかけ
2023年2月からインターン統括を行っている僕ですが、入社した2023年1月時点ではCOOである荒木さんがインターンメンバーと活発にコミュニケーションを取ってくれていたものの、他の社員、ましてはインターン生同士でのコミュニケーションがほぼ0に近い状態でした。
毎週金曜日の17時にある定例のインターン会議でも、発言がほとんどなく毎回5〜10分で終わってしまっている状況です。(今考えると危機的な状況でしたね・・汗)
インターンの活動内容としては、「①大型プロジェクト ②不動産調査」の推進を全員で行い、①・②がない時は「ホームページの更新」「インターン採用の推進」「Wantedlyの更新」といった活動を行うという状況でした。
ただ、活動自体、スピード感を持って行えていたわけではなく、3ヶ月に1回ペースでアウトプットがでてくる、そんな状況でした。
そのような状況の中、僕のメインミッション(本業)である「データアナリスト」業務を担当してくれるメンバーを増やそうと思ったのがインターンメンバーと関わるきっかけになりました。
当時、社内のデータが各所に散らばっており、「データを1つにまとめる」から始めないといけない状況、なおかつ「データ基盤を整える」をいち早く遂行することが求められていた中で、メンバーを増やす必要がありました。
この時の呼びかけに対して、ほぼ全員のインターン生がリアクションをしてくれました。
「インターンメンバーはTRUSTARTでもっと成長したいと思ってくれているんだな」
それから、データのお仕事をお任せするという文脈でインターンメンバーとのコミュニケーションも増え、
なおかつ社内事情的にインターン採用を加速させる必要があったため、
積極的にインターン採用にも携わることになりました。
インターン採用に関わっていくうちに「今以上にインターン組織を活性化することで、会社のオペレーション改善やバリューの提供ができるのではないか」と考えるように。
元々学生時代に60名規模のインターン組織のマネジメントと採用を1年近く行った経験があったため、「インターン統括のポジションを任せてもらえないですか」と会社に直談判をし、2つ返事でOKをもらったことでインターン統括につくことになりました。(この時、ボードメンバーの意思決定の早さにも同時に驚かされました笑)
インターン統括で初月に力を入れたこと
インターン統括としてスタートは切れたものの、正直改善点しかなく、どこから手をつければ良いのか・・という状態でした。
(実際に行ったインターン組織での取り組み自体は、下記Wantedlyを参照!)
そこで、まずは何に思考リソースを使うかを意思決定するべく、
思考の取捨選択をするところから始めました。
結果、①採用チームのオペレーション改善 ②全体統括への時間投資 ③データ基盤戦略チームづくり にリソースを集中させることに。
①採用チームのオペレーション改善
当時インターンメンバーが8名だったので、TRUSTARTの業務拡大、インターン組織化を見据えると、倍以上の人数は必要だったので、採用チームのオペレーション改善から着手を始めました!
当時、採用チームに関してはメンバー2名で並列で業務を行っていたこともあり、1つ1つの業務に対しての責任の所在が曖昧という課題がありました。
例えば、Wantedlyから応募してくださった方への一次返信をどちらかが行うかどうかなど。
また、インターンメンバー面接→社員面接、その間で日程調整を行うということをしていたので、初期接触〜内定〜初回出社までのリードタイムが1ヶ月近くあり、そこで離脱してしまう候補者の方も多かったのです。
正社員として会社に入るわけではないので、インターン採用はスピード感を持って話を進めることが大切。オペレーション改善=優秀な学生の採用 というロジックに繋がることが経験からわかっていたので、いかにリードタイムを短くするかを念頭にフローの組み替えや業務自動化・効率化を行なっていきました。
(結果、1ヶ月で8名採用成功!)
②全体統括への時間投資
これまでTRUSTARTにはなかった、インターン全体統括ポジションに輿石くんを指名しました。このポジションでは「インターン組織を俯瞰し、TRUSTART全体の業務を滞りなく遂行する」というミッションを設定し、定性的なマネジメント・施策展開、各チームの進捗管理を行ってもらっています。
輿石くんは元々PMポジションを担っており、大型プロジェクトの全体管理、不動産調査のインターン生アサインといった、業務的なマネジメントを行う立場にいました。
(輿石くんのインタビューはこちら)
彼がPMという役割を担っていることを知る前から、「突き抜けて優秀だな」と思ったという背景もあり、全体統括をお任せしようと思いました。
正直、彼なしでは今のインターン組織は存在していないと思います。
全体統括になった初めの頃は、「受け身で仕事が振ってきたものを捌く」という能力は突出して高かったですが、「自分で考えて仕事をする」が全然できないことも多い状況でした。
できるだけ輿石くんが意思決定する回数を増やしたいと思い、マルっと思考をお任せすることを続けていたら、圧倒的にスタンスも変わり、今では主体的に仕事を推進してくれるように。
この2ヶ月で彼自身が圧倒的に成長してくれたおかげで、インターン組織も良い方向に変わっていきました。
③データ基盤戦略チームづくり
(データ基盤戦略チームリーダー岡崎くんの技術ブログです)
データ基盤戦略以外のチームは、チームという単位で行っていなかっただけで、明確な業務や目標はすでに決まっている状態だったので、チームづくりに関しては、新しいポジション・チームであるデータチームにリソースを全振りしました。
まずは、採用。採用に関しては、Wantedlyで募集を開始してからすぐに多数の応募が来たので、集客自体はスムーズにできました。
現在、データ基盤戦略チームとしてリーダーを担っている岡崎くんが初めての応募&面接でそのまま入社してくれて、最初から圧倒的な前向きなスタンスで業務を巻き取ってくれたこともあり(マジで最初の応募が岡崎くんで良かった・・)チームづくりは案外スムーズにできました。
一方で、自分のデータアナリスト業務をどのようにお渡ししていくかの思考が追いつかず、マニュアルやオペレーションの構築に苦戦しました。
初めて業務に取り掛かる時からドキュメントを作っておくがいかに大事かを学びました!今でもTRUSTARTのインターン組織の課題で、「仕事を標準化する」があります。(チームマネジメントより、仕事を標準化する方が難しいと感じることも多い・・)
今では、チームメンバーも5名になり、ドキュメント整理、業務レクチャー、データクレンジング用のプログラム作成と、チーム内で補完し合いながら活動してくれています!スタートしてから2ヶ月とは思えないスピード、、、
まとめ
インターン統括になってから2ヶ月が経ちますが、今では20名近くのインターンメンバーが在籍しています!
最近では、各チームのアウトプットの量と質が劇的に向上し、
なおかつ「自分で考えて仕事する」を体現してくれるメンバーが増えました。。!
直近でジョインしたメンバーは「ロジカルシンキング」「前向きなビジネススタンス」を軸で採用していることもあり、立ち上がりがものすごく早い、、!
まだまだ強強インターン組織を作っていきますので、注目していてください!
3500字近くの長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
Appendix
(入社してまだ2ヶ月目で、100万円以上のコストカットと利益をもたらしてくれた情野さん)
インターン名鑑 (所属インターン生のプロフィールが載っています!)
インターン組織全体のご紹介!
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