新時代の日本酒〜土田酒造を味わってみた🍶〜
土田酒造の日本酒を飲む機会があったので、今回は最も印象に残った1本をご紹介します。
実は、私は唎酒師の資格を持っており、日本酒を飲むこと、知ること、どちらも大好きです🍶🩷
私ならではの観点で、日本酒をご紹介します。
土田酒造について
こちらの日本酒をつくる土田酒造さんは、群馬県川場村、里山や田園に囲まれ、日本百名山である「武尊山(ほたかさん)」の麓に位置しています。
つまり、お水が綺麗な場所に位置している酒造さんです!(うぅ、地図を併せて見たい、、)
日本酒造りには欠かせない要素の1つである「お水」。
自然ろ過された水で醸す日本酒のまろやかさ、軽快さは土田酒造だから造りだせるものだなぁとちびちび日本酒を飲みながら感じていました🍶
土田酒造さんは、日本酒の製造だけでなく、スキンケア商品や食品、雑貨まで展開しているだとか。
江戸時代に一般的だった菌や微生物を使った生酛づくりという手法で日本酒を造ったり、菌を生かした醸造技術を継承すべく、様々なことに挑戦を続ける革新的な酒造さんという印象が強いです。
私は、素材を、そして先代の技術を信じるという土田酒造さんの考え方が好きです🩷
やはり、良い素材があってもつくり手がそれを生かせなければ、意味はないです。(料理でも何でもそうですが!)
そして、めまぐるしく時代が変わる中で、先代の技術を信じ続けることも難易度は高いです。
先代のやり方を踏襲しつつ、素材の美味しさを究極までに引き出し、愛情をこめて何かをつくるというのは、とても尊いことですが、それと同時に相当な「信じる心」が大切だと思います。
時代の流れが変わっても、それを初志貫徹してやり抜いている、その事実自体が土田酒造の魅力を形づくるのだろうと私は感じます。
素材を最大限に生かす&新しい取り組みに挑戦し続ける、そんな土田酒造からは「どんなお米も美味しいお酒にしてやる!」という情熱を感じます🔥
菌や微生物を大事にするもそうですが、お米本来のうまみも同じくらい大事にされているのだろうと個人的に思います。
なぜなら、精米歩合を見るとお米を削りすぎていないお酒も多いからです…!
精米歩合とは、精米して残った米の割合を示します。
なんとなく今の時代、削れば削るほど良いという風潮があるのかな…と感じますが、土田酒造さんはお米によってあまり削らないベストな精米歩合を選択しているように思います。
「削らない=お米の割合が多い」ということなので、限りなく食べるお米に近いのです。
お米を削ることは、お米の表面にあるでんぷんやタンパク質など雑味の元となるものを少なくして、より飲みやすい日本酒にする役割があります。
反対に、土田酒造さんの日本酒は、食用米程度しかお米を削らないため、その分、お米らしさをガツンと感じられる、いわば、うまみがストライクでくるお酒だなと、、次のセクションからかみしめた幸せをお届けします♡
TSUCHIDA×TSUKE KIMOTO HOP NIGORI NAMA
こちらのお酒は、日本酒の中にホップを感じられる、日本酒のようなビールのような、どちらも同時に楽しめる面白さのある日本酒です!🍺🍶
後味が柑橘のようで、鼻からスッと抜ける爽快感があります。
「日本酒が苦手だけど、ビールは好き」そんな方なら飲めそうな日本酒です。
味自体もとても美味しいですが、ここまで発泡するにごり酒も中々ないので、とても珍しい日本酒という観点で飲むのも素敵です。
軽快さ、爽やかさを表現するために、大好きなHUNTER×HUNTERのキルアを並べました。笑
まさに「神速(かんむる)!!!!」級の美味しさ⚡️
裏面は、ルフィと共にお届けします☀️
みなさん、日本酒の裏面って何が書いてあるか知ってますか?
製造者名や住所、容量、アルコール度数など様々なものが書いてありますよね!(一部、表のラベルに記載されているものもありますが…)
こちらは法律で記載項目が決まっており、それに各酒造さんは従っているんです。
ただ、裏のラベルは、表に比べて自由度が高いので、製造者さんの思いが載っていたり、独自性があるものもあります!
商品の品質や消費者の安全性を担保するために、ラベルってとても大事なものなんだなぁと覚えてもらえたら嬉しいです♡
土田酒造さんの裏ラベル、ぜひ見てみてください!
終わりに
みなさん、土田酒造さんの日本酒を飲んでみたくなりましたか?🍶
いつもとは違う種類を飲んでみたい、面白い日本酒を知りたい、そんな方はぜひ土田酒造さんの日本酒を是非飲んでみてください!
#日本酒をアップデート
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