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こんばんは^ ^
今年は、誕生日の6月1日当日にコンサートをすることにしました。

はじめてのバースデーコンサートは2011年の30歳になる時で、
その後しばらく空いて、

2016年、2017年、2018年、2019年と
毎年やり続けてきました。


【オギャーと生まれたあの日の様に】


なんだかんだで歌と約20年間付き合ってきました。
ここ最近はボイストレーニングで歌を教える機会も多くなりました。


そんな僕が思う「歌」は、
赤ちゃんがオギャーと生まれる様なものだと思います。

まだ自分で立つこともできない、
何もできない赤ちゃんが、
ここに命ありと精一杯声をあげて泣く。

それが歌の原点だと思っています。


あの時きっと僕も((customer_name))も、
周りの目など気にしていなかった。

どう思われるかとか、
迷惑かなとか、
そんなこと何も考えていなかった。

それでもみんなに受け入れられ、
支えられ、
守られたから、
今ここにいるのだと思います。


誰しもがそんな経験を必ずしているから、
誰にでも歌は歌えます。


ところが人は成長の過程で
良くも悪くも教育されていきます。

声を出したらいけないんだ、
迷惑なんだ、

そんな風に教育されていくと、
次第に声は小さくなっていきます。

僕もそうでした。


何も考えず自分を出していた少年時代。
自分を出しきれない苛立ちとわかって欲しい欲求をぶつけた10代。
こんな自分はダメだと否定して声が出なくなった20代。


そして30歳になる時、
バースデーコンサートをしてみようと心が決まりました。


その時は約5年ぶりに人前で歌いましたが、

今の自分をみてもらおう
あとは天にお任せしよう

そんな気持ちになり、
電話帳にいた全員に電話をかけました。

そして一生のかけがえのない出会いがありました。

【自分を出し切る経験が未来へ僕を運んでくれた】


2015年には大きな転機があり、
その翌年の2016年からは毎年バースデーコンサートをしています。


毎年大変でヒーヒー言いながらやってきました。
お金も体力も本当にいつもギリギリでしたw


けれども、
バースデーコンサートがいつも僕を新しいステージへ、
次の世界へ連れて行ってくれました。


はじめて楽曲提供で曲を買っていただいたのも、
イタリアで歌うきっかけをいただいたのも、
こども達と一緒に曲を作らせていただいたことも、
高校生たちと人生について語り合う機会をいただけたのも、


自分の人生では考えられない様な素晴らしい体験や、
大きなステップアップのきっかけに、
いつもこのバースデーコンサートがありました。

出会いが出会いを呼び、
2018年にはイタリアのミラノコレクションに入場させていただくことになり、
そこで出会った方をコンサートにお誘いしました。


そしてこんなメッセージをいただきました。
「ルイがそこに立つだけでみんな十分満足だからルイが楽しんでね。」

【人生とは感謝を学ぶ旅】


このコンサートで僕ができることは、
「潔く今の自分を出し切ること」
ただそれだけです。


それを喜んでくれる人がいて、
もしかしたらそうでない人もいて、
それぞれがきっと感じたい様に感じてくれる。


僕はただただそれを信頼して、
あの日の様に「オギャー」と生まれて、

その時のすべてを受け止めて
またそこからあらたなスタートを切ります。


そうやってこれまで歌とステージを通して
自分を出し切る経験を積み重ねてきたことが

僕をここまで連れて来てくれました。

今日は僕が思う
「歌」と「ステージ」についてお話させていただきました。


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