毎日が毎日くることの怖さ

こんな毎日が毎日続くのかと考えたことがある人は多いと思う。
小学校は6年、中学は3年、高校3年、専門学校、短大、大学、大学院 だいたい2~6年。
色々あってもっと長く通う人もいるかもしれないが、それでも数年の誤差。

学生生活をやっていて、嫌なことがあるとたったの1年だって行きたくないと思う。
あと1年で卒業って頑張るのだって結構キツイ。

でも社会人になったとたん
規模がドカンとでかくなる。
卒業は存在しない。
嫌なことがあっても期限付きではない。

毎日が毎日続くと思うと怖くなることがある。
感じてことない?
漠然とした不安。こうやって死ぬまで過ごすのかなって思ったことがない?
例え特別不便を感じていなくても、
いつそれがやってくるかはわからない。
移動、転勤、新しいプロジェクト
もしもそいつらがやってきたとして
期限内がないことはどれだけ恐ろしいか。
毎日、毎日そのことに捕らわれて苦しくて、行きたくないを、押し込めて、いつかわからない日に希望を抱いて。

だから、サラリーマンのおじさんを電車で見るたび凄いと思う。
毎日を毎日続けているのだから。

最初の壁を乗り越えてまた新しい壁がやってくる。
壁はいつもやってくる。
毎回乗り越えられる自信がある人はどれだけいる?
乗り越えられなくて
おしつぶされそうで
うつ向いて動けなくなった人は
決して弱い人なんかじゃない。

だけど乗り越えて当たり前の世の中だから
怖くなる。
いつか終わることも
終わらないことも
毎日が続くことが怖くなる。
こんな風に当たり前に毎日が来ることが幸せだって言う人が羨ましい。