月のボイドタイムのお話
ボイドタイムは天体の中でも動きが一番早い月の動きに対して使われる言葉です。
ホロスコープという丸い図の中で
月は一時間に一度くらいのスピードで動いていきます。
そして、ホロスコープ上では星どうしが動きながら絡みあっていろんな角度を形成しています。
例えば60度ならトライン、90度ならスクエアといった具合です、
そして月は動きが早いので動きなから、他の天体とアスペクト(角度)をとったりとらなかったり。占星術上で見ているすべての天体と月が角度をとらなかった時にその時間帯をボイドタイムと呼びます。
「ボイド」=避ける という意味があります。
ボイドタイム=避ける時間
他の天体と絡まないということは、どんな影響も受けない。ということになり、どんな恩恵もないので、この時間帯は大事なことをするのには避けたほうがいいよという意味になります。
そして、私がこの時間帯をどのくらい意識しているかというと....
実はそんなに意識してないです。ボイドタイムって月が今の星座から次の星座に以降するときに起きるのですが、1日か2日おきにしょっちゅうやってきます。そして数時間で終わるときと、長い時は夜通しとか、結構長い時間だったりします。そうそう影響されていたら、生活できません。
避けた方が無難だよという事柄があるので、それを抑えておくといいです。
〇契約・書類に印鑑を押すような大事な取り決め事
〇会議(どこかの大企業さんではこの時間帯の会議はさけるそうです)
〇約束ごと・予約・申し込み
などです。
なので、例えば引っ越しを考えています。いい物件を紹介してもらいました。見たら気に入ったので即日契約に…でもちょっとカレンダーをみてその時間帯がボイドだったら、後日改めて良い日取りで契約する。みたいな使い方になります。
月が他の星の恩恵を受けられないとありますが、そもそも月は感情を司っていて月の満ち欠けや、動きが早いことだけでも不安定な天体です。他の天体の影響をうけないなんて、内観にはもってこいの時間帯です。瞑想やマインドフルネス、ヨガ、など自分の内側を感じて感覚を研ぎ澄し、自分を整える時間に使うことには良い時間です。
是非おそれずに活用していくと良いですよ。
あと、チェックしていなくて、あの契約ボイドだったわーとかいうのもあるかと思いますが、基本、本人がそのことに振り回されずにきちんと契約内容も確認して問題なければ、問題ないです。
ボイドは何かとミスが起きやすいとか、予想外のことがおきてしまうとかなのですが、ボイドと知らずに契約しました。そしたら内容に不備があり、うまくその契約がすすみませんでした。でもちょっと時間をおいてみたら、その流れた契約は良いものではありませんでした。結果、ボイドに助けられるなんてこともありうるわけです。
そもそも、そんな1日2日おきに来るボイドをことこまかにわたしはチェックできません。基本、自分が普段からきちんとしていたら大丈夫です。なんか自分の失敗をすぐに、あーボイドだったからかーとか、星のせいにするような使い方になってしまうと本末転倒です。星を軽視する気もありませんが、星に囚われすぎないことも大事です。ここぞという時の縁担ぎに考慮したり利用できると良いですよという感じです。
追記
満月、新月の前後含めて3日間くらいにおきるボイドタイムは他のボイドタイムの時より
ちょっと影響力が強いようです。
何か大事な取り決めをするような時は
避けるようにしてみると、トラブルの事前回避になりそうです。
瞑想やヨガなど、自分を整える時間に使うことを意識してみると、インスピレーションにアクセスしやすくなりますよ。