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桑山千雪に触発されて巾着袋を作った話

※当記事は一部桑山千雪G.R.A.D.編シナリオのネタバレ要素を含みます

初めまして、捻挫と申します。
普段は動画を通してアイドルのプロデュース活動をしています。

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うちの動画のせいでアイドルの評判が落ちた?言いがかりはよしてください。


皆さんは千雪さんG.R.A.D.編のコミュ読まれておりますでしょうか。

簡単にあらすじを説明させて頂くと以下のような内容です。

桑山千雪は、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組の企画で自作の巾着袋をオークションに出品することになる。入札は相次ぎ、千雪はその反響の大きさに困惑する。
その後彼女は企画用に作ったものと色違いの巾着を作り匿名でオークションに出品するが、出品期間が終わっても入札価格は1円のまま落札されず、「アイドルの千雪」「ただの千雪」の間での評価の差に自信を無くしてしまう。

千雪さんはアイドルを始める前からW.I.N.G.編の途中まで雑貨屋に勤めており、雑貨作りに人一倍のこだわりを持っている女性です。決して彼女の実力不足であった訳ではありません。

だからこそ「桑山千雪の手作り」という付加価値の有無による反響の差は彼女にとって大きなダメージとなってしまいます。

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その後プロデューサーは彼女の異変を察知し、その原因の解消に向けて行動を起こす…。というストーリーです。

文章を書くのが得意ではないのでとても感想や考察はまとめられないのですが、私はこのコミュにとにかく大きく心動かされました


本題に入ります。



巾着袋を作ります

巾着袋を作ります。このコミュをもっと深く知るための手段として、ある意味でのファンメイドグッズとして。

雑貨作りを大切に思っている彼女のお手製の巾着袋への思い入れは無論計り知れないものでしょうが、自分の手で巾着袋を作ることで断片的にでも「自作の巾着袋」に対する千雪さんの気持ちを追体験したいと考えました。


突然すぎるかもしれません、衝動というほかないトリガーでこの記事を書き始めています。

この記事はシャニマスに関する記事というよりは、ただシャニマスPが巾着袋を作る手芸記事となります。お付き合いくだされば幸いです。

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千雪さんもビックリ。



生地を選びます

巾着袋を作るぞと思い立った瞬間から千雪さんモチーフのデザインにできたらいいなと思っていました。動機が動機なので。


千雪さんの服は改めて見ると白・水色の組み合わせが多く、上からマイフェイバリット(ライブ衣装)、一夏一刻物語(私服・ライブ衣装)、シークレット・ヒロイン(私服)、はるかぜ街、一番地(私服)、こころに恋白いツバサ(ライブ衣装)とほらこんなに。

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それらと見比べつつ家にあった生地からこれだ!と思った2枚を選びました。既にめちゃめちゃ楽しいです。

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どっちかというと【白いツバサ】七草にちかに見える?やめましょうよ。

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計画を続けます

そうだ。参考に、千雪さんがどんな巾着袋を作ったのか調べてみたいと思います。真似できる部分があったら寄せたいので。


コミュ冒頭の素材の紹介と、匿名で出品をした巾着袋の商品説明を読んでみましょう。

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ちょっと待って下さいね。

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ファブリック:生地のこと。
ボタニカル柄:花柄、中でも葉や茎に焦点を当てたデザインの柄のこと。
チロリアンテープ:柄や刺繍のあしらわれたリボン。

とのことです。うーん全然知らなかった。


粗方デザインが見えてきましたが詩的な部分も多く、「遠い国の屋根裏部屋で眠っていたチロリアンテープ」辺りはちょっと想像がつかないです。

今回はこの中でも「まあるいフォルムの巾着」という要素を取り入れて作っていこうと思います。できるかな?



制作をします

小学校時代の裁縫セットを引っ張り出してきました。中身は全て揃っていたので何年かぶりにお世話になります。

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成人手前になってブログに載せてもまあ恥ずかしくない落ち着いたデザインでよかったです。全然関係ないけど小宮果穂ってエプロンとか裁縫セットはカッコいいの選ぶのかな…カワいいの選ぶのかな…。


コイツが埃被ってることからお察し頂ける通り私は手芸に関してはひよっこ、283プロのヒナ級です。知識不足、技術不足は大目に見て頂けたら幸いです。と作り始める前に申し上げておきます。

それでは制作していきます。


ここからの制作手順は手芸部hanaco様のこちらの動画を参考にさせて頂いております。
素晴らしい動画を本当にありがとうございます。


まずはを作ります。

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太鼓の達人が目立っちゃってますが円を描くためのCDの代用品です。ナムコだし。サイズ同じだよね?後から不安になって来ました。


作った型に合わせて布を裁断します。

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順調です。恐らく。


をつけていきます。
黒いボールペンでつけているのはタック(あとで畳むところ?)の印、チャコペンでつけているのはこれから縫う線です。

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あ!

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キャップが割れちゃいました。
長年頑張ってくれたというストーリー性があるので霧子的に言えばこれはチャコペンのキャップさんです。今までありがとう。


ミシンを出してきました。どうやって使うんだったかな。

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苦闘の末なんとか使えそうな状態に持ってこれたのでダダダダっと縫ってみました。


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いい感じ!グー。案外千雪さんと肩を並べて手芸できるレベルかもしれないです。


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撤回します。義務教育で何を習ったんですか?ミスター税金泥棒。
ほどいて縫い直してもどうしてもこうなっちゃうのでこのまま進めます。


切り込みを入れて縫いしろを割る。こういうことらしいです。

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そういえば千雪さんも縫いしろ割るって言ってましたね。

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表側の布を一枚裏返します。

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形になってきた!変なモヤもかかっちゃいました。


口になるところを内側に折り端を縫います。
「口のとこ折り込んで」も多分ここですね。

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縫い終わり、裏返したところの写真がこちらです。
すごい良くない?

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あとは仕上げに紐を通すだけです。

ごめん、紐ないわ。

急いで買ってきます。

・・・


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こちらのを用意しました。ベージュの優しい色。

これを通して…。


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完成です!


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まあるいフォルム!


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(内側視点です)


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いいじゃない!

制作期間は2日ですが他のサイトの巾着の作り方を見てみたら40分でできるって書いてあったので多分相当手間取っています。


まとめ

本当に愛着って生まれるもので。

学校の授業で体育袋を作ったことはあったのですが、生地を選んでウキウキしながら作った今回の袋は当時のそれとは比べ物にならない満足感を与えてくれました。


コミュ内でプロデューサーは、千雪さんの巾着袋に対してこんな言葉を残しています。モノそのものの質に加えて見出せる価値。

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上の台詞はファン目線でのものですが、それ以上に千雪さんは自身の巾着袋にストーリー性まで含ませるほどの愛着を持っていました。

そんな彼女の思いと同等のモノを感じられたかはわかりませんが、手作りのアイテムに対する思い入れを知ることができた今回の体験はとてもいいものであったなと思います。この段階でもう一度コミュ読み直してみたのですが2割増しでしんどかったです。

またこのコミュを抜きにしても単純にちょっと手芸楽しいな~と思いました。シャニマスプレイされてる皆さんもそうでない皆さんも少しだけ手を出してみてはいかがでしょうか。気分転換にオススメです。

ちなみに自分からの出品の予定はありません。

以上です。



追記

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書き終えた記事を博識な友人プロデューサーに見てもらったんですがこういうことのようです。

次回があれば千雪さんの巾着を推測しつつ再現してみようかな~とか思ってます。

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