楽天ジャパンオープン2022で感じた不満を喚き散らす記事。
実際観戦して不満点がかなりあった
先日、ATP500楽天ジャパンオープンの本戦1日目と2日目を観戦してきました。
トッププロを間近に見れてとても楽しい2日間だったんですが、同時に不満に感じる部分もたくさんあったので正直に書いて行きたいと思います。
観戦した試合や選手に関する感想自体はアドブロにまとめてるので、よかったらこちらもチェックしてみてください。
https://tennis-advantage7.com/2022/10/07/2022rakuten-japan-open/
不満度50%:月曜日の試合が微妙
試合のラインナップにかなり偏りがあるのはいただけないポイント。
特に月曜日に関してはシード勢がほとんど出場しないだけでなく、試合数そのものが非常に少ないという状態でした。
ちなみに今大会で月曜日に登場したシード選手は、ナイトセッションのティアフォー(4)だけだった模様。
デイセッションのチケットを買っていた場合、シード選手が見れないまま会場を後にしなければなりません。
アリーナでの試合もダブルスの1試合のみと寂しい状況。
一方翌日(本戦2日目)のOOPはこちら。
一気にシード選手祭りになっています(笑)
個人的な話をすると、エヴァンスは見たかったのにコキナキスvsチョリッチと被っていたため諦めました・・・(※後述しますがコロシアム〜アリーナの移動は面倒なんです)
不満度80% : デイ/ナイトのチケットが別
今回はチケットを5,000円で購入しましたが、これはデイセッションのみの価格。
ナイトセッションも見ようと思ったら3,000円で別途購入が必要になるため、1日合計8,000円ということに。
正直『高い』と思いました。
2014年の全豪オープンを観戦した時は、3日間のグラウンドチケットで確か1万円ちょっとだったはず。
※グラウンドチケットでもたくさんの試合が見れるし、少なくとも終日会場内で観戦を楽しむことが出来ます。
大会規模が違うので比較するのは酷な部分があるとはいえ、楽天オープンの割高感は否めません。
不満度90%:試合会場移動が面倒
この大会で使用されるのは有明のコロシアムとアリーナの2面のみ。
例えばコロシアムからアリーナの試合に移動しようとした場合、コロシアム側のゲートから出る→再度アリーナのゲートで手荷物検査が必要になるんです。
これが地味に超面倒。
当然アリーナ→コロシアムも同じ流れになるので、コートを移動するたびに手荷物検査を受けることになります。
東レPPOでも同じ状態だったらしいのですが、テニスの大会しか開催出来ない会場でコート間の動線が最適化されていないのはちょっとどうなのかな?って思ってしまうところ。
※ゲートの位置を変えて動線を変更することもできるとは思うので、今後の大会で改善されることを願うばかり。
不満度100%:雨に対して弱すぎる設備
幸いにして僕が観戦した2日間は晴れでしたが(※熱中症になりそうなくらい暑かった)、3日目以降は雨による影響を受けている大会になってしまってますね。
コートが変更される・試合時間が変更される、こんなのは全然いいんです。可愛いもんです。
最大の問題は雨天時にはアリーナで試合ができず、インドアコートに変更&無観客での試合実施になってしまうという点。
全豪オープン・男子ダブルスチャンピオンであるキリオス/コキナキス組もこのシステムの犠牲者になってしまいました・・・(観客の方がダメージは大きいかも?)
どうしたって天気には逆らえない以上、悪天候にも備えた設備が必要だとは思うんですよね・・・有明で言えばアリーナにも絶対屋根は必要だったのではと。
せめてTTCのドームコートみたいな半分開放型の屋根つきコートがあってもいいのではと・・・
(インドアコートでも観戦出来る設備や仕組みがあれば一番手っ取り早いとは思いますが)
不満度??:やっぱため息多くない?
伊達選手が『ため息ばっかり』と国内の大会で不満を露わにしたのは有名な話ですが、今回の大会でもため息が会場を満たす場面は多くありました。
もともとそうだったのでそれは仕方ないと思ってましたが、デミノーvsクォン戦ではクォンの絶妙なドロップショットを決めた時にもため息が出てたりと・・・いやそこは賞賛の声で良いんじゃないの(笑)って思わずにはいられない、と。
それでも今後に期待するしかないよね。
それでも日本国内で見れるATP500は楽天ジャパンオープンだけ。
問題点は多々あれど、やっぱりトッププロを間近で見る喜びにはかえられないのもこれまた事実。
テニスの試合が観戦がしやすくなるシステムが構築され、より一層素晴らしい大会になることを願うばかりです。
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