「ショボい生存戦略」でYouTubeを生き抜く。小規模・個人勢のための戦略とノウハウ。
「ショボい生存戦略」でテニス系YouTubeを生き残る
この記事は私アドブロが実践しているYouTubeにおける『ショボい生存戦略』について包み隠さず解説をしています。
「ショボい生存戦略ってどういうこと?」と思われた方も多いかと思います。
めっちゃ簡単に言えば「あえてショボい戦い方をすることで少額でも収益を安定して稼ぎ続ける」という戦略です。
テニスで目立つような戦績はなし
普通の一般愛好家
(※コーチでなければショップ店員でもない)撮影から編集まで基本的にすべて1人で管理
ここ半年は月4,5万をYouTubeで安定して稼ぐ
この記事を書いている僕はテニスを楽しんでるただの一般人なワケなんですが、そんな自分がテニスに関する事をYouTubeで発信し安定して月4,5万を稼いでる、というのは快挙と言っても良いのではないでしょうか。
(※だってテニスするのにお金を払うことはあっても、お金をもらえることは普通ないですからね)
もしもあなたが「月100万円をYouTubeで稼ぎたい!」っていう大きな夢を持っているのなら今すぐブラウザバックしてください。
別のノウハウ系の記事やYouTubeコンサルなどを探すべきです。
逆に
「なかなか収益化が出来なくて足踏みしている」
「何とか収益化は出来たけど収益が増えない」
と悩んでいる人にとっては、非常にリアルで実用性の高いノウハウが満載となっています。
決して安い記事ではありませんが、テニス系YouTubeチャンネルで収益やノウハウをここまで公開しているところは他にはないです。
アドブロの中の人と一緒にランチ+コーヒーをしながらYouTubeについて色々と話をした、そんな金額だと思って頂けたら幸いです。
なぜ「ショボい生存戦略」なのか
前提として、YouTubeは一時期に比べ生き残りが非常に難しくなってきています。
というのもYouTube上のチャンネル数が増えたことによる飽和状態、他の競合動画配信サイト(TikTok、Netflixなどなど)も増えた事によって可処分時間の奪い合いが起こるなど、状況は目まぐるしく変化しています。
テニス系のチャンネルに関して言えば、2019年~2021年頃までが上昇傾向のピークだったと感じています。
その頃はインプレ系は勿論、コーチング系、選手系・試合系などテニスに関わるチャンネルが一気に増え、そしてコロナ禍によって動画を視聴する人・時間が増えた事で「テニスの動画を見る」というのが当たり前になり再生数も伸びていきました。
大手チャンネルのラケットインプレでは、10万回再生を超えるものがコンスタントに出るような時期でした。
しかしながら現状は再生数が以前よりもかなり伸びにくくなっており、人気機種のインプレですら数万回が限度で、10万回を超えるようなものは滅多に現れなくなってしまいました。
そうした状況もあってか、一気に増えたテニス系YouTubeチャンネルも大半の更新が止まり消えて行ってしまったのでした。
他のテニス系チャンネルを真似するのは難しい
現在のテニス系チャンネルで有名なところは
・ねぱーるさん 45万人
・スタテニさん 19.5万人
・ともやんテニスchさん 8.5万人
・ぬいさんぽさん 6.8万人
・Yoshi's Channelさん 6.79万人
インプレ系を多く扱っているCHでは
・Tennis Warehouse 11万人
・ラフィノさん 3.78万人
・ウインザーテニスチャンネルさん 7,910人
・TENNISTube/テニスユーチューブさん 7,540人
このような感じになっています。
現時点で成功しているチャンネルの運営方法をそのまま真似するというのは、個人や始めたばかりのチャンネルでは難しいと言えます。
ねぱーるさんの面白さに全振りしたチャンネルがダントツの1位なのですが、ハッキリ言ってセンスありきなので後続もおらず再現性はないのではないでしょうか。(テニス系YouTube界の錦織選手のようなもの)
ノウハウ・レッスン系ではスタテニさんが最大手ですが、テレビ番組を作れそうなくらい大きなチームを組み、有名なトッププロをゲストに迎えて撮影・・・とてもじゃないですが個人勢は真似しようがありません。
インプレ系ではTennisWarehouseの11万人が最大規模であり、国内ではインプレ動画の元祖であるラフィノさんが3.78万人となっています。
どちらにも共通しているのはショップというベースがあって、その上でYouTubeもやっているというスタンスですね。
テニス系の動画市場は飽和状態、特にアドブロが属するインプレ系動画の市場はかなりニッチであり、YouTubeの広告収益で何十万円も稼ぎ出すという事自体がもとより困難なのです。
しかし、そんな厳しい現状・市場だからこそ「ショボい生存戦略」にも意味が生まれるんです。
厳しい状況でもインプレ系で生き残ってきた経験値。
この戦略の意味を説明させて頂くにあたって、少しだけアドブロというチャンネルについて紹介させてください。
・ラケットやストリングのインプレがメイン
・現在登録者数6,000人
・2019年10月から投稿開始
・2021年3月に収益化(※登録者1,000人達成)
・この半年は安定して月4,5万の収益
・コーチではない、ショップでもない、コネもあんまない
・基本的にあらゆる作業を1人でこなす
ポイントとなるのは月4,5万円を安定して稼ぎ出しているという点です。
「思ったより少ない」と感じる人が多いと思いますが、収益の単価などを知ると考えが変わるのではないでしょうか。
YouTubeは1再生あたり平均0.3円程度の収益とも言われており(※0.05~0.7円とも言われ、ともかく1再生1円にも満たないワケです)、仮に毎月100万回という再生数があっても収益は30万円前後になってしまうワケです。
テニス選手でも錦織選手や大坂なおみ選手は何億円も稼ぎ出すスーパースターですが、他のテニス選手がみんな驚くような額を稼いでいるのか?っていうとそんなことはないですよね。
それと同じで、一部のYouTubeチャンネルがとんでもない収益を上げているからと言って、それ以外のチャンネルもそれに近しい収益を上げているワケではないのです。
1人で小規模で少額だけど安定して稼ぎ続ける戦術
額は小さいけれど着実に毎月収益をあげている、これが個人勢がYouTubeを生き抜いていく上で凄く大事なポイントなんですよね。
先述の通り大手のチャンネルはチームとして動いているため、同じようなテーマや頻度で動画を出そうとすると体力・気力・財力のいずれかが限界を迎えて離脱・・・そんな結末になってしまうのです。
ですので個人勢がテニス系チャンネルで生き残っていくためには、限りあるリソースを消耗せずに良い意味で小規模に戦い続けるのが大切な時代になってきているのです。
5つの「ショボい生存戦略」で収益を出し続ける
それではここからが本題であるショボい生存戦略の解説になります。
収益を出し続ける大きなポイントは以下の5つになります。
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