歴史は繰り返す?!過去にもワクチンで死亡事例が!!ジフテリア予防接種禍事件
今、コロナワクチン接種で異物混入など、色々話題になっていますが、日本では過去ジフテリアの予防接種で乳幼児が犠牲になった事件が有りました。
この本を読んで詳しい内容を初めて知りました。
著者の田井中さんと和気さん自身もジフテリア予防接種の後遺症に悩まされながらも、確信に迫る取材や事件の分析をされており、濃い内容の読む価値のある本だと思うので、詳しく知りたい方はこちらの本を読むのが一番なのですが、簡単に内容を紹介します。
事件の舞台は1948年京都。
11月4日、5日に15561人にジフテリアの2回目の予防接種が行われました。
そのうち68名の幼児の尊い命が奪われました。
年齢は2才が47人。1才が16人。3才が3人。5才が1人。6才が1人。重症患者は606名だったそうです。
被害が発生したのは京都市内9箇所の保健所管内であり、いずれもが1013号の薬剤を使っていたらしいです。
死亡者が増え解剖の結果がジフテリア毒素による中毒死ということが明らかになり、予防接種薬以外に原因はあり得ない事となりました。
何故この様な事件が起こったかということに関しては本を読んで知って欲しいです。本を読むと当時の厚生省の杜撰さや、国は人間の生命というものを軽んじているということが、よーくわかります。
また裁判のことも書いてありますが、薬害事件は民事訴訟が起こり、その中で事件が解明されていくものみたいなのですが、この事件の場合は、国が強制した予防接種だし、検査も国の責任で行ったのだから刑事事件であり、告発者は厚生省(現在の厚労省でしょうか?)になり、裁判資料には予防局長以下多数の厚生省官僚からの検査官への無罪判決請願が添えられているらしいのです。つまり、告発した側が無罪を嘆願しているということの様です。
この様な裁判だったので、実際の現場作業者だけが実刑に問われ、検査官は無罪や軽い罰金だけで終わったそうです。
今実施されているコロナワクチン接種も国の責任で行われており、有害事象が起こった場合も製薬会社ではなく、国が責任をとるとなっていますね。
また当時はジフテリア予防接種は受けないと罰金3000円という重圧が合ったようです。
現在では約10万円にあたるらしいですが、この本自体が2012年の本ですので、今ならもう少し高くなるのかもしれませんが、10万円は痛いです。
でもこの罰金3000円はペーパーポリシーであり、実行されたことはないらしいのです。つまりジフテリア予防接種を受けなくて、罰金を取られた人は存在しないということです。
存在しない罰金3000円のために、我が子の命を奪われた親の気持ちはどんなだったでしょう・・・
そしてこの事件は京都だけでは終わらず、島根県でも被害者324名、15人の死者が出ています。
11月13日に京都で一人目の死者が出ましたが、島根では12日以降に本格的な接種がはじまり、26日まで延々と続けたそうです。
なぜとめられなかったかというと、やっぱり国や県の対策が杜撰だからです。人命なんかなんとも思っていないのです。GHQから言われたので、やるしかないのです。
今のコロナワクチンも同じです。ファイザー、モデルナ、アストラゼネカから選ぶというのも選択肢が少なすぎます。
日本はコロナ死者は他国と比べて少ないので、国産ワクチンを待つ、とか治療薬でやり過ごす、とかしてもいいはずなのに、そうはなりません。(国産ワクチンだから安全だとは言い切れません。)
すべて製薬会社のいいなりなのです。
そしてジフテリアに罹った、と聞いたことは無いですが、今でもジフテリアの予防接種は存在します。製薬会社の利益のために、必要のない予防接種を今も行っているのではないでしょうね?どうなんでしょう。今もしかしたら多くの人が、ワクチンというもの自体を考える時期に来てるのかもしれませんよ。
何か事件が起こった場合、起こることが必然の様な杜撰な仕事で、起こった後も責任逃れの隠蔽が行われるので、重大なことが発覚するのはいつも、かなり時間が経った後になるというのは毎度のことです。
コロナワクチンの異物混入ロットで2人死者が出たみたいですが、ただちに接種を中止せずに、ワクチンは安全だ、ただちに被害が出る状況ではないとアナウンスがありますが、本当なのでしょうか?
原発事故が起こった時も、ただちに危険な状況ではない?でしたか?そういう報道がありました。
でも真実は後になって必ず明るみに出るのです。必ずです。
人間は過去から学ぶことが出来ます。
因果関係は不明ですが、すでに1093人も死者を出している前代未聞のワクチンを推進している人達は心の底から信頼して、ついて行って、自分の体の健康を委ねても良い相手なのか、もう一度考えてみてもよいのではないでしょうか?
追記
文中に書けませんでしたが、重要だと思った箇所を追記します。
1.この事件の後は厚生省の交渉に応じて訴訟には至らなかったそうです。
厚生省の記録によれば、平均1万円を支払ったとされているみたいです。
3万円をもらったり、島根では何の慰謝もなかったり、一律の対応ではなかったみたいです。うやむやに訴訟を回避することに成功したのだろうとあります。
2.昔も今もメディアによる操作はあったみたいです。朝日新聞島根版がジフテリアの副作用の記事を書くが、死ぬ心配なしとの記述もありました。
ぼやけてますが、朝日新聞・・・