第7期ポケカ四天王決定戦振り返り
第7期ポケカ四天王になりましたネヅナチです。
これからよろしくお願いします!
応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!
今回は振り返りを書こうかなと思います。
○環境予想
今回の四天王決定戦には四天王4名とチャレンジャー7名の計11名での対戦でした。
人数が少ないこともあり、事前に誰がどのデッキを使うのかある程度は予想するのが重要になります(第6期四天王決定戦を見ていただくと特にその重要さがわかると思います…)。
自分の予想は以下の通りでした。
・レジドラゴVSTAR:3〜4名
・タケルライコex:2〜3名
・ルギアVSTAR:1〜2名
・リザードンex、サーナイトex:1〜2名
直近はよくルギアを使用していたので、他の参加者視点では自分はルギアに見えているということと、自分以外にもルギアを使いそうな選手は何名かいたのでシンオウ神殿を採用する選手は多いと考えていました。
自分がルギアを使用する場合、それらの対策を乗り越える必要があるのと、納得のいくデッキリストができなかったことからルギアの使用する選択肢はなくなりました。
普段からあまり多くのデッキを使い分けるのが苦手なのが自分の弱点であり、1番使っていたデッキを使わないとなるとかなり大変です。
時間もないことから、BO3という形式に強く、なんとか自分に適正のありそうなタケルライコexを選択しました。
最大母数と予想していたレジドラゴにも比較的強く出れるのも評価点でした。
他の候補としてはサーフゴーexがありました。
タケルライコに強く、ペパー、エヴォリューション、ベラカスを採用することでレジドラゴにも強く出れると思っていたからです。
ですが、想定していないデッキと対面したときに不安があり、またレジドラゴのジャミングタワーが重く、エヴォリューションができないケースも多く使用しませんでした。
○使用デッキ
当日使用したリストがこちらです。
一般的なリストと少し違う点だけ触れます。
・オーガポン3、草エネルギー7
オーガポン4、草エネルギー6が主流だと思います。オーガポンは基本2匹ベンチにいればいいですし、1枚減らしても安定感はさほど気にならなかったので3枚採用です。
…が当日の全3試合1ゲーム目は展開できず負けていたのでもしかしたら響いていたのかもしれません。
草エネについてはブライアを重視して1枚増やしました。ブライアを重視したのにオーガポンは減らすのは、違う気もしましたが、トータルの枚数は変わってないので良いと判断しました。
草エネについてはエネルギー回収の2枚目でも良かったかもしれません。
・テツノツツミ
採用されることもなくはないポケモンです。
レジドラゴのピィやタケルライコミラーのサイド1のポケモンを避けたりするのが主な役割です。
逆にミラーではサイド1のポケモンとしてバトル場に出して、番を返すこともできます。
更に後半のかがやくリザードンを避けることにも使えます。道中のポケストップ等でテツノツツミが見えてしまって、ベンチにピィやルチャブルを出されてしまう場合でも、ピィやルチャブルがハイパーブロワーで出てくる分にはオーガポンのまんようしぐれで倒すための要求エネルギーが少なくなり、ブライアでの勝ちが近づきます。
それを嫌ってサイド2のポケモンが出てくる分にはタケルライコで倒せばいいので、裏目のある選択を迫ることができます。
練習ではブライアのルートを多く練習していました。
ポイントは
①キチキギスexが相手にいる場合にはタケルライコexではなく、チヲハウハネで倒すとオーガポンのエネルギーが残りやすく、ブライアを使用しやすい
②かがやくリザードンが1エネで攻撃できる場合には事前にオーガポンのエネは2枚以上残しておく(かがやくリザードンを倒すには5枚必要なので、次のみどりのまい+手貼りでかがやくリザードンを倒せるように準備する)
③自分の残りサイドが3枚の場合でも諦めず、裏呼び+ナンジャモでキチキギスex等を縛りながら、まんようしぐれ2回で倒すことを目指す(2回目のまんようしぐれでブライアを使用する)
ネオラントVやイキリンコexは5エネで倒すことができる。元々1エネさえ残っていて、ナンジャモで1回止める想定であれば、5エネが間に合う計算
1エネ+(みどりのまい+手貼り)×2→5
手札からつける分のエネは雷でも闘でも可
というところでしょうか。
当日はアーケオスをブライアを使いながら倒すプランを考えていたのに、オーガポンのエネルギーを1枚にしてしまったりと色々ミスをしてしまいました…。
画像付きで説明します
ここでレガシーエネルギーがバトル場にあるためブライアを使用してもサイド2枚とることができません。
ここでテツノツツミのハイパーブロワーを使用した場合はオーガポンに倒されないサイド1のポケモンであるアーケオスが出てくると思います。
オーガポンにもう1つエネルギーが残っていたら4つエネルギーをつけることができ、ブライアでも勝ちが狙えました。
結果的にはともだちてちょうでトラッシュのボスの指令を戻して、引くことができたのでルギアVSTARを倒して勝利することができました。
この番はブライアの勝ち筋とボスの指令の勝ち筋のどっちも中途半端に追ってしまったのでプレイ順が良くなかったと思います。
振り返るときょくらいごうのエネルギートラッシュはバトル場2枚+オーガポン1枚とかで良かったと思います。タケルライコ2匹の合計3つのエネルギーをトラッシュすると、オーリム博士の気迫が必要になり、ボスの指令の勝ち筋がなくなります(ブライアかオーリム博士の気迫とポケモンキャッチャーしか勝ち筋がなくなります)。
全て緊張のせいにするのも良くないですが、緊張に対しての練習はできませんね。
以上がタケルライコを使用した経緯とデッキについてでした。
結果的にはシンオウ神殿や改造ハンマー、さらにはメガトンブロワーの採用したデッキもあったので、ルギアでなくて良かったと思ってます。
○去年の四天王決定戦と比べて
好きなデッキだったけど、ルギアを選択しなかったと言いましたが、去年の四天王決定戦ではずっと使っていたミュウVMAXのデッキを真っ直ぐ使用して負けました。
知らない方もいるかも知れないので説明します。
PJCS2023優勝時にミュウを使用
↓
その後の大会でも全てミュウを使用
↓
「ネヅナチ=ミュウ」の印象が昨年の四天王決定戦参加者の中で浸透
↓
参加者全員がドラピオンVやミカルゲの採用、あるいはミュウに有利とされるデッキを使用
↓
負ける
というのが昨年の第6期ポケカ四天王決定戦でした(でもあと1勝だったんですよ??)
前述しましたが今回の自分はルギアの印象が強いと思われており、かつ他にもルギアを使いそうな参加者がいたことから、当日はかなり対策されていたように見えます。
タケルライコの選択がベストだったかというとわかりませんが、ルギアを使わない選択を出来たのは良かったな、去年から成長できたなと思います。
去年も振り返りを書いたのですが、そのときは多くのコメントをいただき本当にありがとうございました。自分の心境がまとまらないまま、文にしていたので、ぐちゃぐちゃだったと思いますが、良かったと言ってもらえることが多く、認めてもらえているようで嬉しかったです。
去年と比べると変わった部分もありますし、変わらない部分もあります。特に前述のデッキ選択の部分は良い方向に変われたと思ってます。
ただ変わることが美徳だとも思わないですし、変わらないでいいものもあると思ってます。
自分ではコンプレックスに思っている部分も、他人からすると良く見えていることもあります。
今まで自分のことはあまり好きではなかったですが、周りの方々や大会で会う方々のお陰で少しずつ好きになれてきたと思います。これも好きじゃなかった自分のことを他の人が認めてくれてるおかげですね。いつもありがとうございます。
ポケモンカードを通じて色々な方と関わることができて本当に嬉しく思っています。今後も誰かとの関わりが増えるのが楽しみです。
ポケモンカードを楽しむうえで「勝ちにこだわりたい」、「好きなポケモンで楽しみたい」など人それぞれの楽しみがあると思います。
自分は好きなことに全力で取り組んでいる人たちを見るのが好きです。
皆さんの熱量を感じる機会が増えるポケカ四天王という立場になれて本当に光栄です。
皆さんがポケモンカードをもっと楽しめるように頑張りたいです。
今後ともよろしくお願いします!