あきらめたくないストーリー
〜物事がうまくいってない時は、信頼関係が成り立って無い時だ〜
求められた役割や期待に応えるために、演じてしまう。
感じた違和感を、片目をつぶって、やり遂げようとしてしまう。
わたしがやる意味あるの?
わたしだって、やーめたって言ってみたかった。
やりたいこと=相手の求めるもの とは違うこともある。
妥協に妥協を重ねて、結局何をしたかったのか訳が分からなくなることもある。
あの人みたいになりたいと憧れる。
でも、本当は別人になんかならなくていい。
相手とちゃんとやり取りするためには、まず自分がそこにいるってこと。
この主人公の子は、ドラマへの情熱と愛が強い。
で、嬉しい時は喜ぶし、トンチンカンでも、
謝るべき時に謝ることができる素直さと強さがある。
このドラマを見て、10年以上前に取り組んだ看護研究を思い出した。
症例とデータ収集。査読されるうちにやりたいテーマとどんどんかけ離れていき、いざ実践の時は他スタッフから仕事増やすなという圧…。
で報告、発表。例年ならば県または東北に持っていくのだが、私のは選ばれず、業務改善に取り組んだ人のを研究風にまとめて、発表されていた。
…看護研究は苦いもの、私には苦手なもので終わっていた。
でも、今年、部署の看護研究のサポート役にまわることになった。正直なところ、やりたくない。でも、彼女もまた、かつての私と同じ。
やってみないとあの風景は分からないのだ。でも、かつてとは違う。私の時は、飲み会終わりにでも主任が三次会辺りからレポートを直し始めて助言いただいたり、まとめになってから、そもそもなんでこれがテーマとして認められたの?なんてことを言い出す人もいた。そんな思いはさせないんだ。
ありがたいことに、研究を3回も発表してきた人も、学会に何度も参加してるメンバーが今年はいる。だから私も心強いし。取り組む彼女を1人にはさせない。