True #2022 December
気付けば12月になっていて日の出の地平線は赤く染まり気温もググっと下がってきて冬の始まりを感じます。昨年の12月は寒さが深まるとともに体調が悪化してしまったので、今年は身近な人たちから非常に心配されながら過ごしていました。今月は気温が下がるとともにメンタルも不安定になりつつあったので音楽をただただ聴いていました。そんな12月の振り返り。
聴いた
①悪食:ex. happyender girl
11月のリリース曲です。まずこのサムネのインパクトからこれはと思いましたが、めっちゃ良い~。わたしはいつもあほみたいな聴き方をしてしまうので10回聴いたらしばらく我慢するんですが、めちゃめちゃ伸びてましてすごいなと思いました。実はもったいなくてまだあんまり聴いていません。
②namaedeyonde ep:zirconium
冬感があり、優しいメロディが非常に心地よく透き通った夜の空気が良く似合うので、帰り道によく聴いていました。4曲収録されており4曲目の『夜』が19分越えでとにかく長い。ですが、この曲は本当に夜にピッタリ。このepを知るきっかけとなったのが『凍りになる』でして、MVをリストに入れたままにしていたのを思い出して久しぶりに聴いたらいいなとなりました。駅のホームの音が入っているところが完全に好み。雑踏みたいな音が入っている曲がとても好きです。
心がだいぶやられていたので同じ曲だけずっと聴くやつをわりとやりがちでした。特にアジカンの『 七里ヶ浜スカイウォーク 』が完全にハマってしまいあほみたいに聴いたり、その流れで『 サーフ ブンガク カマクラ 』を聴いたりもしていました。このアルバムがやっぱりピカイチにイイと思いますわたしは。それから、toeの『 グッドバイ 』、王舟,Biomanの『 Higashi Yoshino 』、Helsinki Lambda Clubの『 Tourist 』the pillowsの『 白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター 』imai,七尾旅人の『MONSTERS 』あたりも聴いていましたね。この曲はウ山さんのremixバージョンもありそちらも良かったです。imai,王舟『 Macaroon 』もらしさがあって好きです。imaiさんは先月行ったライブの流れでgroup_inou 聴きたいなとなりそれで。そんな感じでバグみたいな聴き方をしつつも今月は色々聴いていました。今年のまとめは別にまとめたいなと思っていますが分かんないです。いつだってきまぐれです。誰かの為にというよりも私自身の記憶の記録なので。
行った
①NUMBER GIRL 無常の日
解散ライブに行ってきました。すでにあちこちで言われているようにまるで繰り返される諸行無常のようで、何度も博多区からやって来るしまさか透明少女を4回も聴くことになるとは思いませんでしたが、これでもかってくらい聴かされてもうしばらく聴くことはないんだな。このメンバーでこうやってステージに並ぶことはないんだなって感慨深くなりました。席は2回席の真ん中辺りでわたし的には非常に良い席で最高でした。
②野口理佳:不思議な力
写真展に行ってきました。野口さんの写真展、実は初めてでした。わたしの好きな写真家さんとは少し違っていてあくまでも作品としての写真なのかなと。ご本人の感情みたいなものがあまり感じ取れないような。あくまでもわたし個人が感じたことなのですけど、その直前に星野さんの写真展を先に見ていたので余計にそう感じたのかもしれません。星野さんの写真は魂のかたまりみたいでしたから。
それ以外
新しいヘッドフォンを手に入れました。ゼンハイザーのmomentum3。ずっと欲しかったのですがなかなか思いきれず、型落ちしちゃったし無くなる前にと思って。アプリのイコライザーをいじるとかなり好みの音に変えることができて最高の音を手に入れることができます。いつも新しいイヤフォンやヘッドフォンを手に入れた時はhappyender girlのyouthを好みの音バランスで聴こえるようにするんですけれど調整してて思わず笑みがこぼれるほどでした。今年1番のいいお買い物だったと思います。
冷蔵庫が壊れました。アイスを食べようとしたらなぜかとけていて、気のせいかなと思っていましたが翌日もとけていてその次の日もとけていたので壊れたなと思い修理はせずに買い換えました。どうやらアイスが凍る温度を保てなくなったみたいで、他のものは無事なまま新しいものに変えることができました。冬で良かった。
一年前はとにかく体調が芳しくなく芳しくありませんでした。このまま人生終わってしまうのかなと思いましたが、まあ何とか医療の力によって生き延びることができまして、ていうかまだまだ生きろよということらしい。医療は9年前よりも確実に進歩していて当時は使用されていなかったお薬なんかも認可されていたり。決して治ることのない病気なのであとどれくらい生きられるかは正直分からないけれど、まあぼちぼちとゲームしたり音楽聴いたり本を読んだり映画を観たり展覧会に行ったりとささやかな楽しみを見つけながら、そして私のことを必要としてくれる人、私がいなくなると泣いちゃう人達の為に生きていかなくちゃいけないなと思ったりもしました。
そんな感じの2022年の12月。