実録・自力でネットから情報収集するコツ
2019年2月19日(火)の昼ですね。
皆様こんにちは。
今日は珍しく昼時間に更新します。
滝山千紘・30歳女性です。
本日は少しだけ主題から横に逸れます。
タイトル通りですが、探偵に頼らず、自力でネットを活用してどこまで情報収集が出来るのかという内容です。
サレと呼ばれる配偶者に不倫された方も、既婚者に独身と騙された被害者も、何かしら相手に騙されたと交渉する際には証拠が必要となります。
不倫の証拠になるもので有名なのは、ラブホテルに2人で入る写真ですよね。ですが、素人がやみくもに見張っていても、ばっちり2人が入っていく写真の撮影はとても難しいとされています。証拠として弱いとされているのは、いわゆるラブラブLINEと呼ばれるような文字や写真のやり取りです。
はたから見ると「え?!黒じゃん!!」と思うような内容でも、法的には「根拠が弱いんですよね」なんて言われることもよくあります。
「少しでも何かの情報がほしい!!」という気持ちは、私自身も情報集めに苦戦したのでよくわかります。
そこで、合法的に。ネット上に公開されている情報をどこまで自力で収集できるのか、そして検索方法のコツ等を公開します。
尚、プライバシーに配慮し、画像は一部モザイク処理・ぼかし加工を施しています。ご了承下さい。
自力でどこまで情報検索できる?
彼氏や夫が不貞行為をしているかも知れない。
なんとなくそんな気がする。
だけど決定的な証拠が見つからない!
そんな時に「よっし!じゃあ探偵に依頼しよう!」と軽いフットワークで行動出来る方は少数派かと思います。私もその1人です。弁護士(以下、先生)から「いっちょ探偵に探ってもらおうか!」のように背中を押してもらえたからこそすぐに依頼する決断を下せました。
他にも金銭的な事情もありますよね。探偵=調べごとのプロに依頼するとなると、それ相応に金額がかかります。価格は業者により異なりますが、HP上を見ても『素行調査 一律●●万円』とおよその目安が分かるかと思います。
費用を一括でポン!と支払える方でしたら、悩まず即金で払えますが、中には金銭的に厳しいという方もいらっしゃいます。
そこで、自力でどこまで情報検索を合法的に出来るか。
自ら検証した結果を紹介します。
Facebook・Twitterの特定はわりと簡単
ネット上での個人情報……まず思い浮かぶのは、SNS(ソーシャルネットワークサービス)ですね。過去に前略プロフやもっと前の世代でしたらmixiかな。今でしたらFacebookやTwitter、Instagramが主流でしょうか。
これらのSNSで個人の特定は、わりと簡単に行えます。
特にFacebookは実名登録している方が多いので、ここからいろんな情報を集められるとネット上にキュレーション記事があふれています。
ここまで書くと「情報収集はFacebookで!!」と思われるかもしれません。
私の答えはYesでもありNoでもあります。
というのも、私自身がFacebookユーザーではありません。過去に一度も登録したことが無いんですよね。他人の投稿に興味が無いし、誰と誰が付き合ってるとか別れたとかステータスにも興味無し。
仕事上Facebookを使う必要もなかったもので、登録したことはありません。同じ理由でInstagramも自分のアカウントは持っていませんが、友人知人の
アカウント名は知っているという謎現象が起きています。
そして私を騙した相手も、Facebookを使っていない1人です。
本人が発信している情報で分かったこと
Facebookはやっていないけれど、Twitterはアカウントを持っている。
本人から聞かなくても、既婚者と知る前から相手のTwitterアカウントは特定していました。
特定方法も至ってシンプルです。
本人がアイコン写真を自撮写真にしていた。
決めてはこれだけ。
他にもアカウント名の一部に本人の誕生日が含まれていたり、なりすましアカウントでなければ特定できる要素が満載でして。出身校やら地元の話を鍵無しアカウントでつぶやいていたんです。もちろんここでも既婚者要素は0でした。
まだ既婚者と知らない時にTwitter画面を見せて「これってロイくんのTwitterアカウント?」と聞いたことがあります。
その時には「すごーい。よく見つけたね~。どうやったの~?」なんて聞かれまして「なんか出てきたの~。」と言葉もテンポも合わせていました。
実際にはTwitterのおすすめユーザーに表示されてあっさりと見つけた、というオチです。
その後、ロイくんがこっそりアイコン写真を自撮写真から珍しいスニーカーの画像に変えたことをお伝えします。
※現在該当アカウントは削除されています。
相手の氏名だけでわかったアレコレ
本人発信のSNSをあまり使わないロイくん。
それでもネット上には情報が溢れていました。
まずは大手検索エンジンをフル活用し、漢字で相手のフルネームを検索します。
ここまでは行ったことがある人も多いと思います。
Facebookを活用している人やよくある名前でしたら、Facebookの検索結果が上位に食い込んできます。
ですので、Facebook等のSNSを除外した結果に注目します。
実際に私がロイくんの氏名で検索したところ、1つの動画を見つけました。
2016年12月にYouTube上に公開された動画に辿り着きました。
一体何が関係あるのかな?と思い再生してみると、動画の一部に本人が映っている!
どうみてもお客で来ている姿じゃなくて、店員として働いている姿でした。
これで、2016年12月前後に勤務形態にかかわらず、動画の収録箇所で何かしら働いていた事を知ります。
1つ分かれば芋づる式で情報ゲット
動画内に収録先の情報が掲載されていたので、次は関連先情報を検索します。すると、2016年12月より前の2016年8月の情報を発見しました。
顔写真部分が掲載されないよう加工・配慮しております。
これらの情報は、ロイくん個人がネットで発信したものではありません。
当時の勤務先(と思われる場所)が情報発信した内容です。
少なくとも2016年8月~12月の間は、これらの情報を発信した企業と何かしらの関係があったという事実にたどり着きますね。
本人は各種SNSを退会済みの落とし穴
2月19日(火)13時現在、ロイくんと私の連絡手段はありません。
現状は2月11日につぶやいた通りです。
実際に前述したTwitterアカウントは削除済み・連絡をとっていたSNSのアカウントも削除済み・サブアカウントと思われるアカウントも削除済み。
LINEについては最後に会った日に再登録しなかったので、相手がアカウントを消していなければそのまま残っているでしょう。他SNSと言えば、ロイくんのスマホにカカオトークが入っているのは見ました。なので、カカオトークで連絡を取り合っている相手がいるのかもしれません。
現状わかることは、誰でも閲覧可能で本人が管理しているSNSアカウントは全て削除した模様です。
”本人が管理している”というのは1つのポイントですが、過去の仕事上や友人たちが撮影し、ネットに公開しているデータはまだ残っています。特定のキーワードを入力したり画像で検索すると、数秒で辿り着ける状態です。
これって、何かしらの情報を集める側にとっては、とっても便利で良いんです。
目線を変えて、我が身に置き換えると、自分の知らないところで自分の情報が写真付きでネットに流れているって怖くないですか?
他にもさまざまな情報が見つかりました。実例として、本人が出演している動画発見→過去の職場発覚→関連SNS多数発見→過去の本人写真発見で本人確定という流れを紹介します。ここまでにかかった時間は5分弱。動画視聴時間は除きます。
わずか5分で、もしかすると、欲しい情報がネットから無料で手に入るかもしれないという話です。
おまけ・今の微妙な気持ち
既婚男性に独身と騙された側ですが、今になってとても微妙な気持ちになっています。
2017年に職歴を聞いた時「3~4年くらいかな。今の仕事に就いている」って話していたんですよ。で、ネット上で見つかった写真や動画は2016年のもの。
2017年から3~4年引いてみてください。
2013~2014年から現職のはずでは……?
ポジティブに考えると、たまたま情報を公開している企業へ手伝いに行っていただけ?たまたま、ね。
既婚を隠す時点でロイくんは大嘘つきだと思いますが、細かな嘘の量が多すぎる!
全部は書きませんが、ロイくん自身も何が事実で嘘なのか、もう嘘をついている感覚がないのだと思います。
話してくれたことが全て事実だったら4年前に一度地元へ帰る→現在地に戻ってくる→現職に就いている流れになります。
実際に動画や写真が見つかったことで、細かな嘘も見つかりました。
どこまでロイくんに騙されていたのか。
今となっては謎も残りますが、ついて良い嘘と悪い嘘があることは断言出来ます。
心優しいサポートをありがとうございます。