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アームロールコンテナの中古価格や主要メーカー、修理の流れを解説します!

アームロールコンテナの主要メーカー、中古価格、修理の流れについてまとめました。

ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください!(この記事にかいてあること↓)
・アームロール車についてわかる
・アームロールコンテナの主要メーカーについてわかる
・アームロールコンテナの中古価格についてわかる
・アームロールコンテナの修理の流れについてわかる

詳しく知りたい人はこの記事をチェック♪

1.アームロール車とは?

・車体のシャシーにコンテナ(荷台)が装備されており、アームによって着脱ができる車のこと。
・アームの先端にフックがついていて、コンテナ(荷台)の前部分にフックを引っかけてシャシーに乗せる。
・シャシーとは車体の足回りの機構(フレーム)のこと。
・アームロールの名前の由来は、新明和工業株式会社が開発した商品名がもととなっている。
・正式名称は「脱着ボディーシステム車」。
・アームロール以外にも同じ機構を指す言葉として、極東開発株式会社が開発した「フックロール」やヒアブ(Hiab)製造が開発した「ロールオン」がある。
・アームロールの特徴は、コンテナ(荷台)に積むことで砂利や液体・産業廃棄物から食品・商品などあらゆる運搬に用いることができる点。
・コンテナ(荷台)はダンプカーのように後ろに傾かせることができるので、積荷を効率的に降ろすことも可能。

アームロールのコンテナ(箱)の入れ替え方

1. PTOを作動させ、リモコンに電源を入れる
2. ジャッキを出す
3. アームを降ろし、コンテナにフックを引っかける
4. アームでコンテナを引き上げる
5. コンテナが積まれたのを確認し、ジャッキを格納する

2.アームロールのコンテナ(箱)の主要メーカー

新明和工業株式会社

・兵庫県に本社を構える輸送用機器製造をおこなう会社。
・「航空機事業」「特装車事業」「流体事業」「産機システム事業」「パーキングシステム事業」の5事業を運営している。
・このうち「特装車事業」の一部として、業界トップシェアの高品質・高機能なコンテナ(箱)を製造・開発。
・カチオン電着塗装とウレタン塗装をほどこし、錆(さび)に強く、耐久性に優れたコンテナ(箱)を実現。
・一体深曲げ成形のメインフレームによって高強度が保たれている。
・各コンテナの価格は商品カタログに記載されていないため、問い合わせる必要がある。

極東開発工業株式会社

・極東開発工業株式会社は兵庫県に本社を構え、「特装車事業」「環境事業」「パーキング事業」を運営している会社。
・そのなかの「特装車事業」の一つとして、アームロール車のコンテナ(箱)を製造・開発。
・極東開発工業が標準仕様で製造しているコンテナ(箱)は、「2t用オープンコンテナ(52型専用)」「2t用オープンコンテナ(53型・他社互換性タイプ)」「4t用オープンコンテナ」「GVW22t用オープンコンテナ」がある。
・そのほかにも、オプションである特殊コンテナとして「密閉型コンテナ」「建築用コンテナ」もカタログに載っている。
・極東開発工業もコンテナ(箱)の価格等の詳細の仕様はカタログに掲載されていないため、詳しくは問い合わせて確認する必要がある。

株式会社協伸製作所

・神奈川県横浜市に本社を構え、「脱着コンテナの設計」や「各種特装自動車の車体及び部品の設計・制作」などをおこなっている会社。
・創業は昭和29年(1954年)であり、コンテナ(箱)の製造には40年もの歴史がある。
・「標準コンテナ・シート」にはじまり、スウェーデン鋼で製造された「スウェーデン鋼コンテナ」や林業で活躍する「林業用脱着コンテナ」、耐衝撃性にとても優れた「鉄スクラップ運搬用コンテナ」、そして建築現場や解体現場などで重宝される「建廃用・解体作業現場向けコンテナ」などが用意されている。
・会社ホームページには、細かい仕様や価格は記載されていないため、詳細を知りたい方はお問合せをして聞く必要がある。

3.アームロールのコンテナ(箱)の中古価格

・中古で購入ができるコンテナ(箱)はインターネットで検索するとおおよその金額を知ることができる。
・数件の中古コンテナ(箱)の価格をコンテナの種類別に平均した価格が下記のとおり。
産業廃棄物用コンテナ 4トン用:350,000円前後(送料別)
アームロールコンテナ 12立米 4トン用:370,000円前後(送料別)
アームロール用 コンテナ4トン板厚床4.5mm:500,000円前後(送料別)
・実際に購入する中古コンテナ(箱)の価格は、上記の金額より変動している可能性もあるが、ぜひ購入の検討時に参考にしてほしい。
・コンテナの種類にもよるが、販売時の状態によって価格に差が生まれる。
・新品・中古のどちらを購入する際も、確定しているコンテナ(箱)の要件を満たす会社や中古販売サイトに複数相見積もりをおこなうのが効率的。
・相見積もりをおこない、新品・中古それぞれのメリットとデメリットを認識したうえで最終的な購入先を決めよう。

4.アームロールのコンテナ(箱)の修理の流れ

・コンテナ(箱)は屋外での使用により錆(さび)が出たり、重い積載物によって変形してしまった場合、なるべく早く修理に出すことで費用を抑えることができる。
・修理する際の一般的な流れは下記のとおり。
①まず、コンテナ(箱)全体の変形をチェックし、特に扉のロック機構を中心に修繕をおこなう。
②次に、ロールフックをかける面の交換をする。
③最後に、底板の弱くなっている部分に鋼板を貼り付け、補強する。

いかがでしたでしょうか?
自社で使っているコンテナ(箱)は必ず定期的に状態をチェックし、積載の事故を未然に防ぎましょう。コンテナ(箱)の交換が必要だと判断される場合には、記事内でご紹介した国内主要メーカーでの新品購入や中古のコンテナ(箱)購入をご検討ください。
もっと細かく知りたくなった方は記事をチェック!


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