中古トラックの現車確認で必ずチェックするべきポイントを紹介します!
中古トラックの現車確認時のチェックポイントについてまとめました。
ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください!(この記事にかいてあること↓)
・外装のチェックポイントについてわかる
・内装のチェックポイントについてわかる
・付属品のチェックポイントについてわかる
・機関のチェックポイントについてわかる
詳しく知りたい人はこの記事をチェック♪
1.中古トラックの外装のチェックポイント
・少し離れた場所からトラック全体を確認し、傾きなどがないかをチェックしよう。
・全体的に問題がなければ、次に挙げるチェックポイントの確認を行う。
どこにどのくらいのキズや凹みがあるか?
・既に業務車両として使用されていた中古トラックに、ある程度のキズや凹みが付いていることは致し方ない。
・キズや凹みなどの外観的なものではなく、「どういった状況でついた傷なのか?」「使用に関する支障はないのか?」にポイントを置いて販売店に確認する。
車検や点検整備済みステッカーが貼られているか?
・点検整備済みステッカーは、中古トラックがどのようなメンテナンスを受けてきたかの判断材料となる。
・納車前点検を依頼する際には、どのような点検整備が行われるのかを販売店に確認しよう。
タイヤの減り具合や編摩耗の有無などのタイヤコンディションは?
・タイヤの溝の減り具合は必ず確認。
・タイヤが減り過ぎている場合はタイヤ交換を相談し、仮に編摩耗がある場合は必ず編摩耗の原因を確認する。
・タイヤを確認する際はスペアタイヤも忘れずにチェック。
荷台や荷室のコンディション
・荷台の四隅を中心にフックの根元などに錆が発生していないかを確認。
・荷台のアオリや荷室のドアの動きがスムーズであることもチェック。
ウィンドウや保安部品のライトやミラー類にヒビや破損がないか?
・フロントウィンドウに欠けやヒビがある場合は、車検を通過できない可能性もある。
・ライトやミラーなどの保安部品も気になる破損があれば、積極的に指摘しよう。
シャーシに錆や歪みが発生していないか?
・多くの積荷を乗せるトラックのシャーシに錆や歪みが発生していると、時間の経過と共に症状が悪化する。
・クロスメンバー(横向きフレーム)やサイドレール(縦向きフレーム)に錆や歪みが発生していないかをチェック。
2.中古トラックの内装のチェックポイント
・シートの座り心地など、好みを重視した自分なりのチェックポイントも確認しよう。
・実際の乗車時のようにドアを閉め、遮音性などの確認を行うのがおすすめ。
車内の臭いは重要なチェックポイント!
・灰皿に付着している煙草の灰やシートの汚れなどが原因の臭いの場合は、納車前のクリーニングで解消されるケースも少なくない。
・臭いがある場合は販売店と協議しよう。
エアコンが問題なく稼働するか?
・季節を問わず、冷房・暖房の両機能を確認する。
・エアコンの効きが悪い場合は、ガス漏れやラジエーターのトラブルが考えられるので、販売店に修理を依頼する。
メーターパネル内の表示灯や警告灯は点灯するか?
・表示灯や警告灯は、トラックの搭載機能の稼働状況やトラブルの発生をドライバーに知らせる重要な存在。
・表示灯や警告灯が表す意味を確認しながら、何度もチェックしよう。
カーナビやETC、各種電装部品の作動確認
・カーナビやETCなどが装備されている場合は、作動確認を行う。
・各種スイッチ類のON・OFFも見逃さないようにしよう。
3.中古トラックの付属品のチェックポイント
車検証・整備記録簿・自動車税納付書・自賠責保険証
・自動車税納付書・自賠責保険証が付属しているかを確認する。
・新車登録時からのすべての整備記録が記載されているトラックであれば、安心して購入できる。
車載工具類やジャッキは揃っているか?
・万一トラブルが発生した場合、軽微なものであれば車載工具を使ってリカバリーすることも可能。
・車両総重量が大きなトラックを持ちあげるためには大型ジャッキが必要なので、トラックの付属品に含まれるジャッキは重要工具。
忘れてはならないスペアタイヤの有無の確認!
・トラックのタイヤは特別なものが多く、万一のパンクやバーストの際スペアタイヤが必要となる。
・現車確認したトラックにスペアタイヤが付属していない場合は、販売店と協議して事前に用意するのがおすすめ。
4.中古トラックの機関のチェックポイント
・中古トラックの現車確認を行った後は試乗するのがおすすめ。
・エンジンをかけた状態で現車確認を行っても、駆動系のコンディションや制動力、回頭性は判断できない。
エンジンの始動性や発生音に注意!
・始動に3秒以上かかるものや稼働中に異音があるものは、エンジンに何かしらの問題を抱えている可能性がある。
制動力は十分であるか?
・減速やコーナリング性能、安全性能に直接影響するのが制動力を発生させるブレーキ。
・ブレーキの効きが悪い場合やブレーキング時に異音が発生する場合は、販売店と協議して、ブレーキパッドの交換なども納車整備で行おう。
排気音が大きすぎないか?
・低年式の場合、経年劣化でマフラーに穴が開いているケースがある。
・試乗中に排気音にも気を付けて、排気系統に問題がないかを確認しよう。
いかがでしたでしょうか?
リーズナブルな車両価格や短期での納車など、メリットの多い中古トラックですが、各トラックごとのコンディションに個体差があるのも事実。今回紹介したポイントをチェックして、購入契約を結ぶ前には必ず現車確認を行いましょう。
もっと細かく知りたくなった方は記事をチェック!
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