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今こそ優しさが必要

人間は完璧ではない。どんな人でもミスをしたり、ウイルスに感染する可能性はある。

もちろん、同じ間違いを繰り返すのは良くないですが、新しいチャレンジ・大きなチャレンジをすればするほど失敗はつきものですし、気を付けても防げないこと(例えば今回のウイルス感染など)もあります。そういったことに対して寛容な社会のほうが断然生きやすい。

あるニュース番組のキャスターが、ウイルスに感染したことを謝罪したそうですが、他国では考えられないことです。テレビは国民の考え方に少なからず影響を与えます。ウイルス感染や失敗を謝罪するシーンを何度も見せられたら、心理的に行動やチャレンジをすることに対して委縮してしまう人が増えます。委縮した人が多い社会は活力が低下し停滞します。

ウイルスに感染した人が悪いような空気。これはウイルスに限ったことではなく失敗やミスに不寛容な風潮が日本社会の閉塞感の根本原因なのではないかと思いました。

不寛容な社会は心理的に雁字搦めにされているような感じで非常に息苦しさを感じます。他人のミスや失敗に不寛容であることは、自分に対しても心理的に厳しい制約を設けることにもなります。

失敗を責めるのではなく、挑戦したことを称え「ナイストライ!次頑張ろう!」といえる社会。ウイルスに感染した人を村八分にするのではなく労わり励ますことができる優しい社会になるといいなと、今回のコロナ騒ぎによる世間の動きをみてふと思いました。

今こそ優しさが必要。まずは自分の身の回りの人達へ、いまいちど感謝の気持ちと優しさをもって接していきたい。


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