「セラピストの資格と仕事」セミナー後記
先日1月27日にオンラインでセミナーをさせていただきました。
→無料セミナー「セラピストの資格と仕事」
オンラインセミナーの場数が圧倒的に足りず、不慣れなところも多々ありましたが、参加いただいた方々どうもありがとうございました。
これから定期的に実践して改良を重ねていきたい所存です。2月も開催します!
無料セミナー中にお話しさせていただいた「LIFESHIFT (ライフ シフト)」について書いてみました。
※1月から個人名でTwitterをやりはじめまして、先日Twitter上で連続ツイートをした内容のコピー&追記版となります。→Twitterアカウント
●LIFE SHIFTを考える人が増えている
2016年に発売されたベストセラー「LIFE SHIFT~100年時代の人生戦略~」、昨年下旬に第二段「LIFE SHIFT2: 100年時代の行動戦略」が発売されましたが、こちらも今ベストセラーになってます。「どう生きるか」を真剣に考える方が増えてるということなのでしょう。
日本においては1990年代くらいまではエスカレーターに乗っているかのような人生(=教育→終身雇用/結婚→定年退職)が既定路線でしたが、2000年代〜の終身雇用崩壊、価値観の多様化などにより、「皆と同じ」、ではなく、「自分オリジナルの人生」をクリエイトする時代になったことも背景にあると思います。
●日本式教育で麻痺してしまっていること
とはいえ、日本の学校教育は、「自分がどう感じる/考えるか、どうしたいか」よりも、
「周りにどう思われるか」「皆と足並みを揃える」がベースにあるため、幼少期から長年に渡り、自分の感覚/意志に蓋をしながら生きてしまっていることも珍しくないのではないかと思います。20代までの自分もそうでした。
そうなると自発的に「どう生きたいか」「何を大切にして生きていくか」が出てきにくくなっているかもしれません。
勿論、人生経験によるものもあるかと思いますが(経験を積むことで使命感や生き甲斐が生まれることも多々あると思います)。
自分にとって良い人生、後悔のない生き方をするためには、まずは「自己理解」が重要ですので、自分と向き合いながら自己探索する時間をとることが必要だと思います。
●自分にとってベストな生き方を探索する
自己探索においては、自分の感性を解放したり、自由な発想をしてみることもよいワークで、手前味噌で恐縮ですが、マッサージセラピーの勉強は正にこれをやりますので、自己探索の一つの手段にも成り得ると思います。
相モデル(技術を練習し合う)実習をすることで、自分自身のPhysicalを体感しながら理解し、Physicalに表れている問題(例えば、筋肉のコリや痛みなど)の原因は何なのかを考えたり内観することができます(=自己理解に繋がる)。また、クラスメイトや講師とディスカッションすることで、新たな視点や気づきを得ることができます。
●これからの時代は、キャリアが多様化する
これからの時代は、エスカレーターのような「直線の人生」ではなく、様々なことを経験しながらオリジナルの人生をクリエイトする「マルチステージの人生」になると言われています。
以下はライフシフトでも書かれている3つのステージ
・エクスプローラー:探索者=自分の好きと得意を発見していくステージ
・インディペンデント・プロデューサー=職を探す人ではなく、自立して仕事を生み出すステージ
・ポートフォリオ・ワーカー=異なる種類の活動を同時に行うステージ
各ステージをより充実させるために、新しい経験や学びを定期的に取り入れて、自分を再創造していくことが必要であると言われています。
●年齢は関係なし、自分にとってベストな人生をクリエイトする
日本は過度に年齢を気にする風潮がありますが100年時代はいくつになっても挑戦する時代です。生涯学習が定着している欧米では、40代の大学生も多いのが現状です。オーストラリアのマッサージ学校も10代~60代くらいまで多世代が同じクラスで学んでいましたが、世代間で交流ができることも素晴らしいことだと思います。
アナログ時代もハイテク時代も体験し、100年時代に沢山の経験をすることができる現代人は幸せなのかもしれません。
Life is one time! 一度きりの人生、思い切り楽しんでいきたいものです。
TRTAは、人生における大切な学びを通じて受講生の『人生の可能性を拡げること』に貢献していきますので、引き続きどうぞよろしくおねがいいたします。
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