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長距離選手においても、やはり「大腰筋」が大事と言えそうである
どうも、さかもとです。
今回は、これらの引用文献をもとに、タイトルの内容をまとめたいと思います。
今回の引用文献はこちら
⑴https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/publish/2013/2013_20.pdf
⑵https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/publish/2014/2014_28.pdf
⑶https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm/65/3/65_307/_pdf/-char/ja
はじめに
これまで、スプリンターを中心に大腰筋を鍛えることの重要性が言われていました。
男子高校生トップレベルの長距離選手を対象とした研究において、大腰筋の横断面積と最大酸素摂取量や5000m走パフォーマンスとの相関が見られたりと、短距離だけでなく長距離選手においても大腰筋が注目されています。
今回は、前述した文献をもとに、長距離選手と大腰筋の関係についてまとめていきます。
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引用文献について
⑴と⑵は「高校トップレベルの長距離選手におけるフィットネスチェックの内容と結果について」
⑶は「高校トップレベル男子長距離走者のパフォーマンスと大腰筋の筋横断面積および最高酸素摂取量の関係」
となります。
主な概要は、高校トップレベルの男子長距離選手のフィットネスチェックの実施、⑶はそもそも大腰筋に着目しての測定となっています。
体組成測定、MRIでの筋横断面積の測定、トレッドミルでの乳酸カーブランニングテストを中心に、⑴⑵では、ジャンプ能力測定(腕振りなし垂直ジャンプ、リバウンドジャンプ)、膝関節の等速性筋力テストを、国立スポーツ科学センターにて実施している。
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結果
今回は、大腰筋にフォーカスしてお伝えします。
・大腰筋の筋横断面積と5000m PBに優位な相関関係が認められた
・大腰筋の筋量がパフォーマンスに強く影響を及ぼすことを示唆
・5000mSBに大腰筋の筋横断面積との優位な相関関係が認められた
・5,000 m走中に高 い速度を維持させるといった長距離走の競技種目におい ても、股関節の屈曲力に貢献している大腰筋の筋量が多いことは、高いパフォーマンスを発揮する上で重要となる可能性がある
と長距離選手においても、大腰筋を鍛えボリュームを増やすことはパフォーマンスにおいてプラスになると考えられそうです。