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キミはAlpha-Edgeを知っているか?

みなさんどうもこんレバ~!タラレバです。
この記事はアドベンドカレンダーに参加しています。


突然ですが皆さん、シーズン9-2は大サリヤシーズンだったわけですが、そんなサリヤシーズンの中で忘れ去られたカードがあります。


令和のカードではないことはそう

Alpha-Edgeというカードを、今シーズンあなたは使ったでしょうか?
サリヤが強いといわれ始め、マスピ黒箱オメバのデッキがテンプレートと言われ始めてかなり長い時間が経ちました。実際あのデッキが弱いとは言いませんが、マスピの修正が来るまでのサリヤは、このAlpha-Edgeなくして語ることが出来ない存在でした。

そして、いつも採用するわけではないにしろ、今期騎算鋸を持ち込んでいる私からすれば明確な採用理由が今シーズンでもあるカードでした。
ただ、思ったより使われていない。

ここで私は一つの仮説を立てました。
サリヤが最後に環境の一角として検討されていたのはシーズン6頃の騎面が強かったころぐらいまで。それ以降アッパーが来るぐらいには確かにスポットライトが当たらないメガミだったのです。そのせいでマスピがなかったころのサリヤがどういう使われ方をしていたのか知らない人が多数いても不思議ではない、という仮説です。

ちなみにその頃のサリヤについては私なんかよりよっぽど詳しい男がいます。何なら私のチャンネルでサリヤについて話しています。
Alpha-Edgeを使ったことがないなら下記配信は是非視聴してみてください。

マスピがなかったころなんて使ったことがないんだからわかるわけないだろ!そんなあなたに向けた記事が今日の記事です。

そもそも昔のサリヤは何をしていたの?

結論から言うと、下記です。

この並びに見覚えがある人はおじいちゃん

マスピの強化が来るまでは、上記の3枚構成がサリヤのテンプレート構成でした。さて、今期になってあなたはこのデッキを組んだことがありますでしょうか。私は沢山ありますが、周りを見ていると思ったよりこの旧テンプレートは組まれていないようです。
もちろん、マスピにもいいところはありますが、Alpha-Edgeにも当然利点があります。その利点を素直にいかせるのが上記の構成です。
では、Alpha-Edgeの利点とは何でしょうか。

Alpha-Edgeの利点

①攻撃札である
身もふたもない!!!!!
しかし、皆さんこのゲームの始めたての頃を思い出してください。
「相手のライフを10点取れないと勝てないから、まずは攻撃カードを沢山デッキに入れるんだよ」とあなたは必ず誰かから教わったはずです。
忘れがちですが、攻撃札にはゲームを前に進める力があります。
この前に進める力がどうしても欲しいカードがサリヤのカードプールにはあるのです。

Beta-Edgeの下位互換になりがち

そう、Burnig Steamです。
新テンプレにおいてこのカードは非常に評価が低いです。理由は明白で、単体ではライフが取れず、スタッツや起こる事象はおおむねBeta-Edgeと同等だからです。しかしAlpha-Edgeが入れば話は別。
前後に1/1が2回控えている2/1はだいたいライフに入ります。というかこれをライフに通すためにサリヤに寄せるならAlpha-Edgeが必須でした。

んで、これがライフに入るとどんないいことがあるかというと、
Waving Edgeに依存したデッキから脱却することが出来るのです。
今期の分かりやすい例でいうと対ミズキでしょう。
今シーズン大躍進したミズキですが、ミズキがサリヤに対して行う主張はWaving Edgeを防壁で止めることで燃料プランを崩壊させ、打点を削ることです。
ただ、当然ながらミズキは連続攻撃に弱いです。じゃあ連続攻撃が出来るAlpha-Edgeを入れない理由はありません。
でもみんな入れない!!!!だから負けるんです。

もしWaving Edgeのために防壁を温存したなら、悠々とライフにBurnig Steamだけ通して満足しましょう。対応カウンターが回らずライフだけ減った弱いミズキが目の前でシクシク泣いているはずです。

対ミズキだけでなく、単純に攻撃の手数が素直に増えているので攻撃力としても上がっています。
ただ赤札であるだけで、カナヱやヤツハアナザーといった時間制限系のメガミにも強く出られます。そういった相手はタイムアタックですからね。

②適正距離に5と7がある
騎旗算が台頭したシーズン後半はどちらかというと鳴りを潜めていましたが、シーズン前半では環境トップの一角に毒塵橇が居ました。
それ以外にもWaving Edgeを振りづらい間合いを維持し戦うメガミは一定数存在します。そういったメガミたちにはAlpha-Edgeです。
浮かれたらBeta-EdgeとAlpha-Edgeを使用し相手をボコボコにしましょう。
実際私は下記のようなデッキで毒塵橇に対して塵橇返しを行いそこそこ勝っていました。

Roaring 2前進からスチカンを使用し一巡目の相手リソースをボロボロにすることで、中距離メガミの強みである一巡目の火力を減少させ、浮かれてもBeta-EdgeとAlpha-Edgeで殴り続けてリソースをはく奪するつもりだった相手をむしろ素寒貧にする、というコンセプトのデッキです。
少なくともこのプランを取るにはAlpha-Edgeが必須です。1/1の複数回攻撃という性質はテンポ攻撃としては最高級です。

総じて、現代におけるAlpha-Edgeは、
「Waving Edgeが機能しない相手に対するサブプラン」
としての性質を強く持っていると思います。

サンプルデッキ 騎剣

ここで、Alpha-Edgeを強く使えるサンプルデッキを提示してこの記事は終わろうと思います。


無窮ノ風と相性がいいならAlpha-Edgeでも強いに決まっとるだろ!

このデッキの基本コンセプトは、
【2巡目頭の四剣乱刃の役割を黒箱に外注】することです。

こうすることで、1巡目の火力に4枚使うことが出来、そのうえでカムヰにとって致命的な赤札を引けない手札事故をBeta-Edgeによってケアすることが出来ます。

基本的な動きは下記のとおりです。

1ターン目~2ターン目
Roaring を打って適当に歩く

3ターン目
Burnig SteamとWaving Edge、Alpha-Edge、散華刃、後1枚任意の札で攻撃を仕掛けて相手をズタボロにする
(相手が前進してこないなら棘縫いを仕込むことも検討する、どうせBeta-Edgeに出来るのでサンプルにはないけど気軽に採用していい)

4ターン目
纏いなおした相手に対して黒箱を開けてテンポを取り続ける

5ターン目
フルリソで再度殴る

上記を行った後はもう一度ハンドがそろうのを待ちリーサルです。
相手の攻撃はうまく対応でさばきましょう。

散華刃がこれ以上にないぐらい輝くマジでいいデッキなので皆さん一度使ってみてください。

以上、Alpha-Edgeは思ったよりやるんだぞ、という記事でした。
おつレバ~

ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME
https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html


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