富士川からの新幹線
[新富士 ー 三島 ]
念願の富士川からの新幹線と富士山
5月の爽やかな日に、ずっと行きたかった富士川に行きました。目的は、おそらく新幹線といえばの画像だけでなく、日本の風景を代表する画像の一つと言っても過言ではない、新幹線が雄大な富士山を背景に橋を渡る、あの有名な光景を見るためです。
現地に到着し、早速撮影スポットを探しますが、河川敷への道が分かりづらく、少し迷ってしまいました。ようやくたどり着いた場所からは、何度も写真や映像で見たことのある、新幹線が富士川橋梁を渡る様子と富士山の光景が広がっていました。
五月ということもあり、空は青く澄み渡り、富士山の天気も完璧でまだまだ雪化粧をほどこし、その雄大な姿を見せてくれました。
撮影スポット
富士川橋梁を撮影する際、最もよく選ばれる撮影位置は、大阪側の河川敷で、橋から100mほど川下の海の方に進んだ場所です。この位置からは、新幹線が鉄橋を渡るシーンと、その後ろに見える富士山を一緒に撮影でき、富士山を背景にした鉄橋と新幹線のダイナミックな構図を収めることができます。日中はほぼ順光で綺麗に撮影できるものの、時間帯や時期によっては、鉄橋に微妙な影が新幹線にかかることもあります。
もう一つの撮影位置は、鉄橋の下側からのアングルです。この角度では、新幹線が鉄橋を通過する際に、富士山が鉄橋の下に収まる構図を撮影することができ、鉄橋と富士山が一体となった美しい絵画のような写真を撮ることができます。また、水面が穏やかな日には、その反射を活かした逆さ富士山を撮影することで、さらに印象的な一枚が撮れるかもしれませんが、今回は残念ながらその光景を見ることができませんでした。
まとめ
ずっと行きたいと思っていた場所で、いつも新幹線の中から見ていた景色を実際に外から見ることができ、大満足でした。ただ、河川敷は石がゴロゴロしていて歩きづらかったです。撮影に関して、個人的には東京に向かう上りよりも、下りの新幹線の方がしっくりくるように感じました。
【追記】
その後、1月にもう一度訪問しました。12月から1月は天気が安定しており、訪問した日も富士山がきれいに見えました。撮影した画像も、5月に撮影したものと比べて全体的に青が濃く、冬らしさを感じました。一方、5月に撮影した画像は淡く春らしい印象を受け、季節によって景色が異なるのが面白いと感じました。
※以下別日(1月中旬に訪問)
※さらに別日(11月中旬に訪問)