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大垣ひまわり畑からのドクターイエロー

[米原 ー 岐阜羽島]

いざ憧れの聖地へ

何年か前、ひまわりが咲き誇る景色の中を疾走する新幹線の画像を見て、その夏らしい一枚に心を奪われました。早速、場所を調べてみると、岐阜県の大垣にあるひまわり畑で撮影されたことがわかりました。それから毎年、夏の時期になると行ってみたいと思っていたのですが、岐阜県ということもあり、なかなか行けずに夏が過ぎ去ってしまっていました。さらに、ひまわり畑ということもあり、せっかくならドクターイエローと一緒に見てみたいとも思っていましたが、ついにドクターイエローが来年1月に引退するというニュースが伝えられ、最後の夏に思い切って行くことを決意しました。
ただし、ドクターイエローは月に3回ほどしか往復せず、その中でひまわりが咲いている期間に岐阜まで行ける日を見つけなければならず、さらに天気が良い日を選ばなければならないという、かなり高難度のミッションとなりました。ひまわりの開花状況をネットで調べてみると、今年は7月下旬ではまだあまり咲いていないようだったので、8月に照準を合わせました。しかし、ドクターイエローの走行予定日で行けそうなのは、上り検測が行われる予定の8月20日だけだったため、20日に行くことに決めました。
ところが、天気予報を確認すると、雨の予報で、行くのを諦めようと思っていたのですが、当日の朝、ふと天気予報を見ると、昼から晴れ予報に変わっていました。最後のチャンスだと思い、思い切って出かけることにしました。

撮影スポット

急遽訪れた岐阜羽島駅。到着したのは13時頃で、少し出遅れた感がありました。駅からはバスで行く予定でしたが、ちょうど出発したばかりで、しかも1時間に1本しかない路線だと判明し、次のバスまで1時間近く待つことに。さすがに待つのは厳しいのでタクシーでひまわり畑まで向かうことにしました。
タクシーを降りると、そこには一面のひまわり畑が広がっていました。ただ夏の終わりが近づいているせいか、全体的に若干下を向いているひまわりが多かったものの、心配していた天気は晴れて太陽の光を反射した黄色いひまわりが咲き乱れる絶景が広がっていました。
早速撮影ポイントを探し始めましたが、お目当てのドクターイエロー通過予定時刻は16時頃。まだ2時間以上ありましたが、さすがの人気スポット。かなりの人数で賑わっていました。
広大なひまわり畑の周囲は、撮影場所としてほとんど埋め尽くされており、特に上り列車を正面から捉えられる場所は、混雑していました。
今回はその場所を諦め、横からひまわりと新幹線が撮影できそうな隙間をなんとか見つけ、確保することが出来ました。
結果的には横からの場所だったためか前に人が来ることもなく、ドクターイエローとひまわりの黄色の共演を撮影することが出来ました。

まとめ

初めて訪れる場所で、撮影ポイントも勝手も分からず不安でしたが、何とかドクターイエローとひまわり畑を一緒に写真に収めることができました。
通過前は曇り空でしたが、通過する直前に太陽が雲間から顔を出してくれたおかげで、きれいなひまわりを撮影することができました。
当日の朝、行くかどうかかなり迷いましたが、結果的に念願の光景を見ることができ、大満足な一日となり、素晴らしい夏の思い出となりました。


8月20日 16時04分(念願の1枚!)
8月20日 15時ころ(若干逆光気味)

■撮影環境
焦点距離:35~300mm 
三脚:〇
条件:ひまわりは8月上旬~8月中旬
撮影人数:特に制限なし


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