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伊吹山と新幹線

[米原 ー 岐阜羽島]

富士山ではなく伊吹山

新幹線の写真をネットで見ていると、構図や雰囲気は似ているものの、富士山ではなく、雪化粧した山が写っている写真がよく出てきます。調べてみると、写っていた山は滋賀県にある伊吹山であることがわかりました。伊吹山は、滋賀県で最も高い山であり、日本百名山の一つで、標高1,377メートルと決して高い山ではないものの、その存在感は圧倒的で、滋賀県のシンボルとして親しまれている山のようです。地理的に冬は日本海から雪雲が流れ込みやすく、降雪量が多いようです。そのため、冬には雪をかぶった白い姿となり、その姿が富士山を若干彷彿とさせるように感じました。

撮影ポイント

Googleマップで調べてみると、北方の田んぼあたりから伊吹山がよく見えそうだったので、目星をつけて向かいました。現地に着くと、東海道新幹線でおなじみの盛土の上にレールが敷かれている光景が目の前に広がっており、その上を走る新幹線の向こうに伊吹山が見事にそびえていました。ただ、田んぼの真ん中あたりに電柱と電線が横切るように設置されており、電線が視界を遮ってしまうため、電柱の前に行かないと電線が見切れてしまう構図になってしまいます。肝心の伊吹山ですが、1月なのに雪が少なくて少し残念でした。しかし、頂上にわずかに雪が残る程度で、天気も良く、伊吹山はきれいに見えたので、満足のいく結果となりました。その後、別の場所で大野木という場所も良さそうだったので行ってみたのですが、こちらでも田んぼから伊吹山が見え、より近く感じられました。(※ちなみに、ここでは新幹線でおなじみの727の看板が設置されており、初めて近くで見ることができました。)

まとめ

今回は残念ながら伊吹山が雪化粧しておらず、冬らしい姿を見ることはできませんでした。次回はぜひ、雪化粧した伊吹山の姿を見てみたいと思います。また、田んぼが広がっているので、初夏の青々とした稲が育つ様子や、秋のたわわに実った稲穂の様子も見てみたいと思いました。


1月上旬 15時ころの北方地区(順光できれいに伊吹山が見えます)

■撮影環境
焦点距離:24~500mm いろんな景色が撮影出来ます
三脚:〇
条件:日中はほぼ順光
撮影人数:制限なし


1月上旬 16時ころの大野木地区(伊吹山がt大きく見えます)

■撮影環境
焦点距離:24~500mm いろんな景色が撮影出来ます
三脚:〇
条件:日中はほぼ順光
撮影人数:強いこだわりがなければ制限なし

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