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いのちが輝く時
2024年も、沢山の心震える瞬間がありました。
12月のそれは、CTI JAPANのCo-Avtiveリーダーシップ®・プログラムのリトリート(合宿型のトレーニング)。
丸々1週間、アシスタントとして行ってきました。
全10ヶ月にわたる、CTI の真髄とも言えるプログラム。
私自身も、ちょうど10年前に参加して、仕事への向き合い方・仕事の仕方、生き方、遊び方などが大きく変わった、まさにLife Changingな特別な機会です。
全4回のリトリートが行われますが、今回はその最初のリトリートでした。
リトリート1のテーマは「自分から創る」。
リーダー2名のリードのもと、24名の参加者たちは、
自分が繰り返してきた行動や思考のパターンに気づいてそれを手放したり、
怖れや避けてきたものなどを認めて向き合ったり、
自分で認めてこなかった自分の魅力や大きさを受容していく体験をします。
「学びと気づきを得るリトリート」なんてものではなく、「リーダーとして覚醒していく場」だということを、今回、初めて運営側に入って感じました。
(ここでのリーダーとは、チームや組織の上に立つという”役割”の意味ではなく、自ら自分の人生を描き、それぞれの人生の目的のために、他者と関わり、インパクトを起こしていく人、というような意味です。)
アシスタントは、リーダー2名がリードに集中できるよう場に奉仕する立場で、私ともう1名。
ボランティアで、稼働時間も長いのですが、その労力をはるかに超えるものを得る体験でした。
プログラム内容の詳細は知的財産と守秘義務に抵触するため書けませんが、心震える瞬間がいくつもありましたし、
私自身の学びという観点でも、この1週間の体験だけで、「ここみち便り」(この記事の元となっている毎週配信のメルマガ)が1年分は書けてしまいそうです。
そんな中での私のハイライトは、参加者たち全員が、それぞれの姿で、自分という存在を思い切り表現した時間でした。
「…いのちが輝いている…!」
その瞬間を目撃したような衝撃でした。
全員の躍動感に目が釘付けになり、見ているだけで、何故か、涙が溢れて止まりませんでした。
あとでリーダー2名ともう1人のアシスタントと話したら、3人もやはり涙していたようです。
何がそんなに私たちの心を動かしたのか。
それは、その瞬間、彼らが正真正銘生きていたからだと思います。
彼ら個々人の身体を借りた「いのち」という存在が、弾みながら喜んでいるようでした。
今日も心臓が動いて、呼吸をしているなら、物理的には生きているはずです。
でも、心の底から、身体中で「生きている」と感じている人はどれくらいいるでしょうか。
大人になってもなお、そう感じながら生きている人は、今の世の中にどれくらいいるでしょうか。
正真正銘生きている時、人は本当に美しい。
私はこういう瞬間に触れたくて、こんな風に生きていく人を増やしたくて、コーチという仕事をしているんだなと、改めて知りました。
この体験を文字にしたところで、いったいどれくらい伝わるんだろう?という疑問もありつつも、
私が感じた心の震えを少しでもお裾分けできればと思います。
なお、このリーダーシップ・プログラムのグループには、それぞれ名前がつけられます。
私が参加した時の名前は「まほろば」トライブ。
今回のグループは「火焔(かえん)」トライブとなりました。
どちらの名前も、とても気に入っています。
この1週間で既に一皮も二皮もむけた火焔のみんなが、ここからどうなっていくのか、とても楽しみです。
私も彼らと一緒にうねっていけたらと思います。
今日の問いは、こちらでいかがでしょう。
今年、あるいは、最近、あなたのいのちが輝いたのはいつですか?
では、今日もよい一日を!
◆今日のカバー写真は、5泊6日のリトリート最終日の集合写真より。CTI JAPANのFacebook、X(Twitter)等に掲載しています。
この記事は、2024年12月18日配信のここみち便りをリライトしたものです。
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