2023/11/5 版画と任天堂

大丸で川瀬巴水展をやってたので、終了しないうちに行ってみた。
版画は、数年前に高島屋で開催していた吉田博展を見に行ったぶりではある。

吉田博の作品がまとめられる本を買うくらいには、自分の中で版画ブームが過去にあり、その時に川瀬巴水の作品もちらっと見たはずだがあまりはまらなかった。
その時には、なにとなく川瀬巴水の作品は所謂版画らしいなぁと印象に残ったのを覚えている。

今回の展示で知ったことだが、川瀬巴水は日本画をベースに学び版画で名前が知られるようになったとのことだった。版画家としてはまあ納得いく経歴ではある。だが、改めて吉田博の経歴を調べると、元は洋画家として名声を得て、版画の作品を出したのは45歳頃だったようだ。
そりゃ同じ版画作品だがベースとなる技術が違うので、作品の色も変わってきますわ。

今回の川瀬巴水の展示は、もちろん作品も楽しめたが上記の様な、同時代の作家との関係性に色々と考えを膨らませなら見ることが楽しかった。
作家をたくさん知ってると、観るだけではない楽しみ方があるなぁと感じれたいい時間だった。

その後、高島屋の横にできた京都高島屋S.Cに初めて入ってみた。たまたまNintendo KYOTOの入場整理券をゲットできたので、何か買うものは特にないが一丁覗いてみようというミーハー心である。
正直言って思ったより広くはなかったけども、任天堂グッズに溢れてる空間というのは新鮮で思いの外楽しかった。
ただ、いかんせん欲しいものがない。あまり意識はしていなかったが、私は任天堂コンテンツを表面的に掬っていただけだったようだ。Nintendo directを楽しみにしていたり、公式Youtubeチャンネルの動画はだいたい見たりしていたが、肝心のゲームは最近してないことに気づいた。ポケモンセンターキョウトに行った時も同じことを思ったな。

それにしても任天堂関連コンテンツのグッズは数が多いし、普段使いできそうなちゃんとデザインされたクオリティの高い物がデフォルトで羨ましい…