#0002 私のお気に入り①(DAHON K3)
あれこれ買って、気に入って使っているモノをご紹介。
第一回は、折りたたみ自転車、DAHON K3について
DAHON K3って、何??
アメリカを拠点とする自転車メーカー、DAHON(ダホン)。
その歴史は古く、折りたたみ自転車の中ではあの英国が誇る
キングオブ折りたたみ自転車、Bromptonに次ぐ程のメーカー。
そんな、DAHONが送る14インチのタイヤを持つコンパクトな
折りたたみ自転車、それがDAHON K3なのです。
DAHON K3のとってもいいところ
①:とにかく軽量でコンパクト
小径車(ミニベロ)の中でも、14インチというとても小さいタイヤをまとう
この自転車、折りたたむ事でさらにコンパクトになります。
どのぐらいコンパクトかというと、大きいスーツケースは乗らない
NDロードスターのトランクに収まります。
トランクに積み込んで、クルマで出かけた先で自転車で散策する
そんな使い方が出来そうな所が、購入に至った理由の一つです。
重量はカタログ値7.8kg(ペダル抜き重量)ととても軽量
(一般的なママチャリは大体15kgくらい)
室内で保管してもスペースをそこまで取らないし、
持ち運びもしやすく、取り回しが非常に楽な自転車になっています。
②:想像以上によく走り、誰でも乗れる
普段、自転車(特にロードバイク)に乗っている人ならこう考えるでしょう。
"こんなに小さいタイヤなら進まないんでしょ?"
しかし、これがなかなか見た目によらずよく走ります。巨大なチェーンリング(53T)と後ろギア3段(17T - 13T - 9T)がおごられており、一番重いギアならペダル一回転で約6mも進みます。
流石にロードバイクにはかなわないけど、頑張って踏めば時速30km/hくらいは出せるポテンシャルを持っています。
また、シートポストが長いので高さを調整すれば結構な身長をカバーできるので、どんな人でも乗れる懐の深さも持っています。
家族で共有する乗り方も出来るでしょう。
DAHON K3のちょっとイマイチな所
①:街中のちょっとした段差、長い下り坂にはご用心
タイヤが小径であるが故の弱点だけど、転倒やパンクリスクを考えると街中のちょっとした段差には気を使う必要があります
(タイヤを交換すれば多少緩和できる・・・がリスクもあり。理由は後述)
また、急な下り坂や長い下り坂などでスピードが乗ってくるとハンドルがブレて非常に怖い思いをしたので、安全運転を心がけるのが望ましいです。
②:特殊な構造が故の、万が一壊れた時の修理費が高い
コンパクトを追求した車両であるが故、リアエンドの構造が少々特殊になっており、一番重い9Tがロックリングと一体化しています。
ギアの摩耗により交換する場合、特殊な部品なので、思わぬコストがかかる可能性があります。
といっても、清掃やメンテを怠らず、普通に乗る分にはそうそう壊れないとは思うので、そこまで神経質にならなくてもいいと個人的には思います。
また、タイヤをシュワルベ ビッグアップル に変更する定番改造があり、乗り味が劇的に改善します。ただし、代償としてメーカー1年保証の対象外になってしまうとの事なので、お店によっては対応してもらえなかったりするケースもあるそうです。
また、K3でたびたび発生するリム割れの一因と考えられているので、導入するかはどうかは十分検討してください。(ノーマルタイヤを乗り潰し、保証が切れたタイミングで交換するのはアリ)
私のDAHON K3について
現在の車両について
車体カラーはクルマの色に合わせて、レッド×マットブラック。
カスタムもそこそこしており、手を加えたところを簡単にご紹介
・グリップを握りやすいErgon Grip に変更(Ergon GP2)
・ブレーキをシマノ ALIVIOに変更(本体/レバー)
・シートポストを抜く都合上、安定するダブルレッグスタンドを装備
・ペダルを三ヶ島ペダルに変更 (TOURING-LITE Ezy Superior)
・タイヤをシュワルベ ビッグアップルに変更
・ドレスアップも兼ねて、ケーブルを日泉ケーブルに変更
・よりコンパクトにする為、Tern テレスコピックシートポストに変更
(普通のシートポストはダブルレッグスタンドに干渉し完全に下がらない)
この中でイチオシはグリップの変更。
デフォルトのスポンジグリップはちょっと心もとないので、はじめから握りやすいグリップに交換してもいいと思います。
また、乗る人が重たいので安心安全のためにブレーキも納車時によく効くものに交換しています。
これから手を入れたい所
乗っていく中で気になったところがいくつかあるので、今後カスタムで対処してみたい所をいくつか。
・ハンドルポジション改善の為、ライザーバーの導入
・3速→2速の時にもう少しギアを重くしたいので、2速13Tを12Tに変更
・積載能力アップのため、ブロンプトン用のバッグアダプターを追加
今の所変えない予定
・サドル(ノーマルのサドルが相性いいのでそのまま)
・BB/クランク/ヘッドパーツなど(ヘタったら考えるかも)
・カーボン系のパーツを用いた軽量化
最後に
この自転車を導入するまでに紆余曲折あったのですが、そのおかげで自転車の事をアレコレ調べたり、お店や試乗イベントに行ってみたり。
また、乗り始めてからはパン屋巡りをしてみたり、街中を散策してみたりと行動範囲をグッと広げてくれています。
これから春に向けて、どんどん連れ出していきたいと思います。