「いま」はそんなに悪くない。
今日はすこしあったかかった。
それだけでしあわせな気持ちになる。
この冬はほんとに寒くて、寒いというか凍える冷たさで、身体の免疫力がめちゃくちゃ下がって、ひどい思いをした。
養生したつもりでも、朝起きたらなんだか喉に違和感.... みたいな、一進一退の日々だった。
(まだ終わってないけど)
そーして、あと春までひと山こえて、という今日この頃、ようやく厳冬に対抗する術を身につけることができてきた(と思う)。
薬に頼ることを覚えたし(副鼻腔炎は薬のまないとよくならない)、薬に頼りすぎず、自分をメンテナンスすることもできるようになってきた。
でもまあ、筋トレして、お風呂に浸かって、布団や毛布にくるまってれば熟睡できるんだから、真夏よりはずいぶんマシなのかもしれないな、などと思う。
夏は暑くてねむれないし、眠れないから身体がつらい。
暑いから冷たいものを飲みたいけど、冷たいものを飲む、あるいは飲みすぎると調子が悪くなる。
冬はそんなことない。
あったかいコーヒーやお茶を一杯飲めば、ほっとひと息つくことができる....
どっちが良い悪いじゃないけど、「いま」はそんなに悪くない。
そう考える癖が自分にはある。
いつも、
仕事のことも、仕事以外のことも、とりあえず最悪の事態を想定している。
こうなったらああしよう、ああなったらこうしよう、シュミレーションしながら現実を見るから、「いま(現実)はそんなに悪くない」となる、
それどころか大体の場合は「(想定より)かなり良い」と思ってる。
たとえば。
世の中が連休で、お店が暇だったとしても、「身体をやすめられたなー」とか「手の込んだ仕込みをするチャンス!」とか「休憩にジム行っちゃうか!」とか、よかったなーと思うポイントがたくさんある。
そして、そう思ったら言葉にするようにしてる。
たいちょーはむかし、「今日はちょっと暇だったね....」と下向きになることがあったけど(料理を作る人間として、寂しさとか責任感とかあるんだと思う)、
いまは「今日はあの人来てくれたね」とか「新しいメニュー出たね!」とか前向きなことを言うようになった。
そういうふうに、自分たちで、自分たちの空気を保っていくことって大事だ。