やらないよりはマシというのなら、やらないほうがマシかもしれない。
今年の上半期を振り返ってみると、今までに増して駆け足でやってきた感じがする。
あっという間に過ぎた、ということじゃなくて
もすこし先延ばしにしてもいいんじゃないの、ということを前倒しでやり続けてきた、という意味。
週1-2回でじゅうぶんじゃないの、というのを週4回と決めて、それに合わせて生活したり、
月1回で大変だったのを、毎週やっても大丈夫なようにペースを合わせたり、
お店の改装も、そういうタイミングかなと思って、即やることにして、
それに合わせてパンの特訓もして、でもほかのこともペースを落とさずにやってきた。
こういうペースが普通の人もたくさんいるんだろう、できるようになるとそう思う。
できないときは毎日「がんばって」やってたから、「できる人はこんなたいへんな日々なのか〜〜」ってわりと必死だったと思う....。。
もうそんなの意識しなくなったけど、ワークアウトを始めた頃はジムに行くその事自体が高いハードルで、
「一日やったら三日続けてみる、
三日続いたら一週間できる、
一週間できたら一ヶ月やってみる、
一ヶ月続いたら三ヶ月続けられる、
三ヶ月続けられたら変化が見える、
半年やれば周りがきづく」
そーやって自分を鼓舞しながらやってた。
たしかに、三ヶ月たつと自分で変化が感じられてきて、半年くらいやると、「あれっ少し変わったね」って反応があったりした。
自分のキャパシティってものがあるから、高すぎる頻度やレベルでやり続けるのはやっぱり無理で、体調を崩したこともあったけど笑
そーして思ったこと、
その前までは、疲れたとき、スイッチが入らない時もペースを守るために、決めたことをやってた。
やること自体が目的になってて、多分効果はなかった。
(それでもまあ、そのときは「ちゃんとこのペースを守れた」っていうのがひとつの階段だったから、きっとそれでよかったんだけど。)
この半年は「やるときは決めたレベルでやる」ってことにして、それに満たないときはやるのをやめた。
(たとえば、疲れが抜けてなくて決めたウエイトや回数をこなせないならそのトレーニングをやらないとか、
新しい配合でパンや焼き菓子をやりたくても、充分に時間がとれないとか集中できないとかだったら、その日はやめるとか)
やれないのは自分がコンディションを整えられなかったからだし、
無駄に時間やパワーを消費するなら、やらない方がマシだって自分に言い聞かせた。
やればやるほどできるようになる、そういう時期もあるし、ずっとやり続けられる人もいるけど、そういうのは積み重ねてきたものの違いだから....
量もだけど、質も。
そういうキャパシティなんだよなぁ、ってしみじみと感じてしまった。。
今日はお昼、久しぶりのジムに行った。
前回は半年以上前だったのかも。
前はぜんぜん止まらなかったホールドが、止まるようになってた。
もうそれだけで充分報われた気がした。笑
時々はちがうジムに行くの、いいな〜
「これ苦手だ!」とか
「これできるじゃん!」とか 発見がある。