過去の自分からのメッセージ
2月29日に4年前の自分からメールが届いた。
なんとなく思い出したのだが、うるう年の2月29日に4年後の自分に向けてのメッセージを発信できるシステムを利用していた。
文面を読むと、当時のことが思い出された。
当時の私は57歳。
自分が前職のある部署の統括室長で必死に頑張っていたこと。
次男が就労移行支援施設を卒業して、その施設で働き始めたこと。
次男が自立できるかもしれないので、自分が一人暮らしになっているかもしれない。
つらつらと未来への明るい展望を描いていた。
しかし、4年後の現実はまったく違っていた。
前職の統括室長で過去最大の成果を出したが、違う部署に異動し、60歳の役職定年を迎えて、違う会社に転職したこと。
次男が就職した就労支援施設は、障害者雇用の補助金目当ての会社で、障害者を食い物にしていたので、半年で次男は辞めてしまったこと。
そして、現在でも次男と2人暮らしであること。
こう考えると、4年間で人生はだいぶ変わるものだと感じた。
未来は予想しても、その通りにはならないこと。
4年後には私は65歳。
定年退職をする年である。
どんな人生を歩んでいるのだろうか。
また4年後の65歳の自分にメッセージを送ろうと思い、そのシステムを探してみたがすでに廃止されていた。
どんな人生を歩んでいようが、一生懸命に生きるしかないことは分かっている。
一生懸命生きてさえいれば、どんな人生でも悔いはない。
結果は努力の後からついてくるものだと信じている。
それが自分の生き方だから。
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