昭和の時代のオバちゃんたち
会社内を見ていると、こんな人たちがまだ居たのかと笑ってしまうことがあります。
こういう人たちの雇用を維持しているということは、経営的に余裕があるのだと思っています。
業務の繁忙期に合わせて部署の人数を決めているので、業務の閑散期には仕事がないのです。
派遣社員もボケーとしているだけです。
退勤時間の数分前には職場を出て、退勤の打刻をするのを待っています。
派遣社員は、40代、50代の主婦がほとんどですから、こんな良い職場はありません。
子育て世代の主婦の事務のオバちゃんも一緒です。
子どもが熱を出したと、すぐに介護休暇を取ります。
時短勤務ですから15時くらいには早々帰ってしまいます。
オバちゃんたちは、子どもの自慢話、亭主や姑の悪口、事務所で平気でくっちゃべっています。
59歳の男性の課長に言うと、「パワハラになるので注意ができない」と言います。
というか、その課長が家でのできごとをオバちゃんたちに話すので、余計に私語が多い職場になっています。
意識が高い派遣社員が、そんな堕落した職場に嫌気が指して辞めたと聞きました。
能力がある若者は、自分の未来が不安になって転職をしてしまいます。
私は、コンサル的な立場なので、業務を数値で可視化して提示しています。
お客様の満足度アンケートを数値化してデータで示しています。
殿様商売を続けていましたが、社会情勢が厳しくなって、業績が落ちてきています。
PDCAサイクルを回すように、仕掛けています。
真綿で首を絞めるように、徐々に徐々に変えています。
私はあと3年9カ月でこの会社の定年になります。
このまま、仲良しクラブの一員でも良いとは思いますが、それでは私が転職してきた意味がありません。
業績を上げるノウハウを、能力と意欲のある若者に伝えていきたいと思います。
正直言って、昭和のオバちゃんに仕事を押し付けられて困っている若者が、力を付けて転職できるようにしたいと思います。
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