アイディアは経験から生まれる
いろいろな人と接していて痛感することは、その人の考え方は経験から生まれてきているということです。
考え方が積み重なると性格にまで影響すると思います。
若いころからいろいろなことに挑戦し、挫折を味わった人ほど人間に深みが出ています。
コンフォート・ゾーン(心地よい空間)を出て、ストレッチ・ゾーンに居続けることで人間が成長します。
仕事でアイディアを出すときに、まったくアイディアが出ない後進がいます。
そんな人は、アイディアが出ないのではなく、アイディアが無いのです。
アイディアとは経験から生まれるもので、経験したことがない人はアイディアが出ないのは当然です。
家と会社の往復だけの生活。会社の外に出て行かない仕事。
これでは経験ができません。
さまざまな人と交流することで、いろいろな知識を得ることができます。
さまざまな人というのは自分よりずっと若い人でも良いのです。
先日、中国語が話せる25歳の大手航空会社の客室乗務員と話しました。
モデルのような外見です。
行政書士の資格の勉強をしているそうです。
なぜ行政書士の資格の勉強をしているかというと、中国人に日本の不動産を売りたいとのことです。
中国は土地は国家のものだから不動産を買えない。
中国人が日本の土地を購入している。
その際の書類の作成をできるようにしたい。
HSK(中国語検定)5級(日常会話程度)も取得しているから中国人と不自由なく会話はできる。
話を聞いているうちに「なるほど」と思うことがたくさん出てきました。
61歳の私からすれば、若いオネエチャンです。
話を真剣に聞かなければ、彼女から学ぶことはできません。
自分と立場や価値観が違う人と交流することは、とても勉強になります。
どんな人からでも学ぶことはできます。
謙虚な態度で感謝の気持ちで接すれば、相手は必ず心を開いてくれます。
年末年始で飲み会が増えてきました。
いろいろな方とお会いして、いろいろなことを学ぼうと思います。
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