若者に伝えたい
昨晩は人の紹介で電話で人生相談に乗りました。
大学を卒業して、株式会社が運営する保育所の23歳の女性保育士さんです。
仕事の内容には不満はない。
職場の人間関係にも不満はない。
給料や福利厚生にも不満はない。
ただ、将来が不安です。
一緒に働いている先輩保育士は、子どものために一生懸命働いている。
自分はそこまで仕事に対して一生懸命にはなれない。
定年までこの仕事を続けるつもりはない。
こんな私が仕事をしていていいのか?
話を聴いていて、これは悩みなのか?と思ってしまいました。
新卒の社員にあるリアリティ・ショックでもない。
大学を卒業して3カ月間しか経過していない。
最近よく聞くのが、若者がホワイト企業で働いていると不安で退職するということ。
退職の原因は、ホワイト企業では成長できないということ。
コンフォート・ゾーンにいることが不安になるのです。
私がアドバイスできるのは、「人生は順調です」ということです。
私が新卒で入社した住宅会社では、毎日60軒の飛び込みセールスをやっていました。
休みは毎週木曜日と祝日だけです。
朝8時30分に出社し、退社するのは夜12時近くです。
会社の寮に帰って寝るだけでした。
あのときに、毎日何十軒もインターフォン越しに断られる。
ドアを開けてもらえても、ガチャンと閉じられる。
それでも1年間に3棟の家を受注できたのは自信が付きました。
精神がタフになりました。
人生って経験でできていると思います。
だから、家と職場の往復だけではなく、いろいろな場所に行って、いろいろな人と会って欲しいと思います。
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