吹奏楽部の流れづくり2
こんにちは。吹奏楽部、部活動指導員の石黒です。
私は吹奏楽部の指導を20年ほど行っています。10名にも満たない部活から70名程の部活の運営、個人レッスン、パート指導、グループレッスン、合奏指導。
一般楽団の立ち上げから運営、合奏指導多岐に渡って携わってきました。
指導活動の中で様々な問題にぶち当たり、一つ一つクリアしていく中で、吹奏楽部の環境の整え方というものを学んでいきました。
今日からnoteを通して、吹奏楽部の活動を行う際に困っている方やもっとよくしたいって思われている皆様へ向けて、
吹奏楽部の活動を生徒達が自主性を身につけながら個人もチームとしても成長していける流れづくりについて、ご紹介していこうと思います。
活動のお役に立てたら嬉しく思います。
さて昨日は、運営チームと音楽チームを分ける話をしました。
今日は、
部活の始まり時間と終わり時間をはっきりしよう
要するにミーティングをしようということです。
たいていの吹奏楽部は、活動の始まりと終わりのMTGをやっていることと思います。MTGをすることで部活の時間だー!というメリハリがつくと思います。
MTGをすると練習時間が削られて、勿体ないという声もあるかと思いますが、
練習の中での指示の通り方や、話を聞く姿勢、挨拶、返事などのマナー、時間への意識など、生活面を整えずに練習している方が、よっぽど時間がかかると私は思います。
指導校でのミーティングの内容
私の関わっている学校では、
始まりのMTG
・出欠席
・部訓発声
・部長やセクリーからの連絡
・顧問、講師からの連絡
・パートミーティング
・基礎トレ
終わりのMTG
・出欠席の変更連絡
・振り返り発表
・連絡
このようなことをやっています。最初のMTGは15分〜20分。終わりは5分〜10分。最初のMTGでは部訓を発声するということを日々やっています。生徒達が部活で大切にしたいことの意識づけですね。
古いもののようですが、実はこの中にも練習面に直結した意識を混ぜています。
パートMTGは、各パートリーダーにミニホワイトボードにパートの練習予定を記入してもらって、パートメンバーにパートの予定を把握してもらったり、パートによっては、今日の意気込みを伝えあったり、昨日の振り返りをしてから練習に入ってもらっています。
昨日のデータをロードしてから始めさせるという時間です。
これ、結構大切です。生徒達は昨日と今日がつながっていません。昨日を振り返る時間を作って練習に入ることで効率良く効果的な練習になります。
練習内容、質を定着させるために必要な時間だと捉えています。
基礎トレに関しては、また別の記事に書こうと思います。
終わりのMTGでは、数人ずつ1日の活動の振り返りを発表しています。
ここについてもまた後日、別の記事として書こうと思います。
本日のキーワード
最初と最後のMTGを行って活動時間への意識を明確にしよう。
良い部活動を!
本日もありがとうございました。
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石黒琢也