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徒然なるままに

指導校の中学のコンクールが終わりました。

昨年はコンクールがなく、部活自体も細々との活動でした。合奏ができない、距離をとらなくてはならない。指導現場ではお手上げ状態でした。

1月からも部活が無くなり、3月にようやく少しできたものの、年度末の演奏会は舞台上への人数制限があり全員が一緒に演奏することができませんでした。練習時間もただでさえ少ない中、2チームでの練習を余儀なくされ、工夫を凝らしてなんとか本番にこぎつける状態でした。
「本番をする事ができて良かったね」としか言えない状態です。基礎力も低下しアンサンブルする力も失いました。それよりも本番をする楽しさを知らない生徒ばかりでそこへ練習を意欲的にしていくモチベーションがありません。
そんな中の年度末を終え、4月から新入生の勧誘を終え、少しずつ再開するも、また合奏のできない日々。分奏やパートで進めて行きますが、全体を1つ進めるのに1週間以上かかります。学校によっては休日の分散登校での活動が認められていたようですが、それもほぼ叶わず。やりたいことが何一つできない中、月日が流れて行きました。

8月に入りようやく、眠っていた生徒たちが目が覚め始めたのか動きが変わり始めました。部活動らしい活動を見せてくれたのはコンクールまでの数日間。1年半ぶりの様子でした。
コンクール当日は、朝の行動から色々なところでミスがあり、1年半前ならありえない事ばかり起きました。
現状を受け入れ一つずつ修正していくしかありません。
演奏は、この1週間やってきたことが概ね発揮でき、生徒達も楽しめたようで私としても指導者としての最低限の仕事はでき良かったと思っています。

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