【個人レッスン】2024.2.11 トランペット
狛江市の和泉多摩川にあるi-studioで行っている個人レッスン。もう10年以上も毎月来てくださる生徒さんがいます。彼は自閉症があり、お母さんと毎月いらっしゃいます。毎月1時間のレッスンですが、彼はトランペット意外にもピアノやベースなども演奏したり、木彫りをしたりととても多彩な青年です。
トランペットも速い運指などスピードを要することは苦手ですが、模倣するのが上手で、音をよく聴いています。毎月のその時間は私にとっても楽しみな時間です。
そんな彼がレッスンの時、新しい楽器ケースを背負ってきたんです。買い替えたいという話は聞いていましたが、ポンと買ってきてしまいました。楽器は良し悪しがとてもあるので、同じ価格のものでも選定が必要になってきます。今回は選定書付きのものだったので、私が吹いて確認しても合格ラインだと思いました。
トランペットのB♭管は、
鳴りムラがないこと
音の繋がり
発音の良さ
強弱のレンジ
音色
これらをチェックします。
B管は音程が悪いという楽器はあまり見かけないような気もします。(ある程度以上の楽器なら)
C管は音程を最初にチェックします。
音色は優先順位的には私は下げます。音色は大切な要素ですが、それよりも機能的に演奏に苦労しないかが大切です。自分の思った表現がやりやすい楽器。楽器のポテンシャルは自分のレベルを引き上げてくれます。
彼のこれからの成長も楽しみです。
来月は別の方の選定もあるので、それも楽しみです。
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