吹奏楽部の流れづくり6
こんにちは。吹奏楽部、部活動指導員の石黒です。
私は吹奏楽部の指導を20年ほど行っています。10名にも満たない部活から70名程の部活の運営、個人レッスン、パート指導、グループレッスン、合奏指導。
一般楽団の立ち上げから運営、合奏指導多岐に渡って携わってきました。
指導活動の中で様々な問題にぶち当たり、一つ一つクリアしていく中で、吹奏楽部の環境の整え方というものを学んでいきました。
今日からnoteを通して、吹奏楽部の活動を行う際に困っている方やもっとよくしたいって思われている皆様へ向けて、
吹奏楽部の活動を生徒達が自主性を身につけながら個人もチームとしても成長していける流れづくりについて、ご紹介していこうと思います。
活動のお役に立てたら嬉しく思います。
さて、本日のテーマは
全員が係につこう
部長、副部長、セクションリーダーなどの幹部、パートリーダーが決まったら、係です。
皆さんの学校はどんな係がありますか?
学校によっては、全員分の1人に1つの係が用意されていたりするそうです。
私の指導校も学校によって違いますが、
・企画係
・広報係
・セッティング係
・美化係
・譜面係
という感じにあったり、
高校生チームだと演奏会をたくさんこなすので、高校生チームだと演奏会をたくさんこなすので、
・定期演奏会係・スプリングコンサート係
・クリスマスコンサート係
・部内アンコン係
・定期演奏会係
などのように各イベント事に2〜3人ずつ係についてもらい、イベントごとに先輩から後輩に引き継いでもらって、代々行ってもらったりします。
全員が係につく意図
これは学級運営でも一緒のことだと思いますが、
だれかが作っていく環境ではなく、全員が作っているという、全員が参加しようという意図があります。
私の場合は、どうしても自己肯定感が持てなかったり、係の中でも存在感を上手に発揮できなかったりする生徒や、逆に力を持て余している生徒には、毎年個別に仕事依頼をしています。
係の例
・ホワイトボード係
出ないマーカーの整理と新しいマーカーの補充
・秘書係
先生や指導者のサポート、
・コネクター
係と係、係と幹部を密接に繋いでもらう難しい係
・誕生日係
誕生日をミーティングで祝う係(企画係)
最初は戸惑っているものの、だんだんとやる事を自覚してくれて、生き生きと活動してくれるようになってくれます。
こちらからすると、小さな仕事でも、役を渡すと責任感を持ってくれるようになってくれるんですね。
この小さな成功体験は人生の中でも大切なものになるのではないかなと私は感じています。
本日のキーワード
・全員が係につこう
・一人一人の小さな責任感が部活を活発にする
本日もありがとうございました。
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石黒琢也
読んでくださってありがとうございます。 今後とも精進して行きますので、よろしければサポートよろしくおねがい致します♫