吹奏楽部の流れづくり7
こんにちは。吹奏楽部、部活動指導員の石黒です。
私は吹奏楽部の指導を20年ほど行っています。10名にも満たない部活から70名程の部活の運営、個人レッスン、パート指導、グループレッスン、合奏指導。
一般楽団の立ち上げから運営、合奏指導多岐に渡って携わってきました。
指導活動の中で様々な問題にぶち当たり、一つ一つクリアしていく中で、吹奏楽部の環境の整え方というものを学んでいきました。
今日からnoteを通して、吹奏楽部の活動を行う際に困っている方やもっとよくしたいって思われている皆様へ向けて、
吹奏楽部の活動を生徒達が自主性を身につけながら個人もチームとしても成長していける流れづくりについて、ご紹介していこうと思います。
活動のお役に立てたら嬉しく思います。
さて、本日のテーマは
部活ノートをつくろう
1年生が入部したら、まずノートを一冊用意してもらって下さい。
個人の部活専用のノートを作りましょう。
ノートの形式は自由ですが、本当に小さいメモ帳だと、書ききれなかったり、見返した時に探すのが大変なので、適当なサイズを選びましょう。
・部活の連絡事項を記入する
・練習面の記録や気づいたことを記入する
・部活欠席の連絡を保護者に記入してもらう
など、部活に関することをなんでも書くノートです。
多い人ですと、3年間の部活で5冊とか書いている強者もいます。
きっと思い出がたくさん詰まった人生の宝物になることでしょう。
部活ノートの良いところ
部活ノートの良い所は書くところを一元化できるところです。
メモしてと言っても、楽譜の隅に書く人や、裏に書く人、その時持っていたメモ帳に書く人など様々です。ノート制度は取り入れてだいぶ経ちますが、昔、
数学のノートにメモしている人がいました、、、これでは、数学のある日しかメモがとれませんね笑
中学生ぐらいですと、まだメモをとる習慣はありません。習慣化するチャンスですので是非取り入れてみてください。
活用しなければ意味がない
せっかくメモをとっても活用しなければ意味がありません。
メモを見返すことも習慣化できるように促していきましょう。
特に、1年後2年後に、後輩が入った時に、当時の心情を思い出して、新入生に親身になってあげられたり、初めて教える時に、何をどうやって教えたらいいのかに、とても参考になるのがこのノートです。過去の自分に助けてもらえる!
また練習で困った時、伸び悩んでいる時にも見返すとヒントや助けになることが書いてあることが多いです。1年後や未来の自分に向けて書くノートですね。
実際に、悩んで私のところにアドバイスを求めに来る生徒に対して、アドバイスを伝える前に、合奏やパートレッスンで話したことがある内容だなと思うと、「ノートは見返した?」と促すこともよくあります。
自分でできることは、自分でやる。
本日のキーワード
個人の部活ノートを作ってたくさん活用しよう!
本日もありがとうございました。
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是非よろしくお願い致します。
石黒琢也