【コーチング】ゴールがわからない。現在地は？

セッションを受けに来られる方でよくあるパターンの一つとして、
やりたいことがわからない。このままではよくないと感じるのだが、何をどうしたらいいのかわからないといった内容を受けることがあります。

「このままではよくないと感じる」
この直感に従ってセッションを受けに来られたというのが、まず素晴らしいことですね。という話から入ります。その方は既に変わろうと決意している。顕在意識では、まだ理解していなくても潜在意識ではもう変わる決意をしているわけです。
ゴール設定は抽象的に、抽象度をなるべく高く設定します。
変わるというのは、とても抽象度が高い設定です。

ただ、これではどこに向かっているのか全くわからないので、セッションの中で方向性を設定します。
方向性を設定するのにも1〜3回の時間がかかります。ゴールがはっきりしていない方には、まず好きなこと嫌いなこと、得意なこと不得意なこと、やりたいこと、やりたくないことなど、その時のお話に応じてリストを作っていただきます。
自分を知っていく作業です。セッションでは、都度ワークを行います。クライアントさんの状況・状態に沿って、セッション中にワークをする方やご自宅でやってきいただく方と分けて行なっています。また近況をお話しいただきながら、都度問いかけていくと、ご自身が「自分はこんなことを思っていたんだ」とご自身について気づいていかれます。自分を知ることはとても大切なことです。ゴールよりも大切なことだと思います。現在地がわかっていないのに、ゴールなんてたどり着けないのです。いろんなことをやっていると迷子になってしまうこともありますよね。

・子供のことばかり気にかけていたら、自分が迷子になっていた。
・仕事ばかりしていたら迷子になっていた。
・人のためにと思ってずっと動いていたら迷子になっていた。

みんな一生懸命な方ばかりです。意識をご自身に戻して、現在地を確認すること。とても大切なことです。日頃から意識してみましょう。

本日もありがとうございました。
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是非よろしくお願い致します。

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