吹奏楽部の流れづくり16
こんにちは。石黒です。
本日のテーマは、
楽器掃除をしよう
楽器掃除といっても、日々楽器を使用した後の手入れと、金管楽器の水洗いや、打楽器の普段取れないホコリ取りなどあります。木管は日頃と出来ることにあまり大差がないのかもしれません。(ちょっと疎い)
日頃のお手入れ
日頃のお手入れしていますか?
これを日々やっているかで楽器の状態は物凄く変わってきます。よくサビサビで化石となって、これ響かないでしょ。というものもよく見ます。。
管楽器は、
その日の練習を終えたら、
・スワブなどを通して管の水気を取る。
・表面をクロスで拭き取る。
・マウスピースを洗う。
これらは日々やりましょう。
楽器を使用する前は、オイルをしっかり塗りましょう。
オイルやグリスの役目
オイルやグリスは、ただ動きを良くするためのものではありません。
楽器の錆防止にもなっていますし、汚れが管に付着することも防いでいます。
古い油は綺麗に拭き取り、新しい油を塗ることで、いつも綺麗な良い状態を保てます。グリス類もこまめに塗るようにしましょう。(古いのを拭き取ってから)
金管プール
金管楽器はロータリー部分を除いて、丸洗いができます。
年に1〜2回、学校で子ども用のビニールプールに水入れて、金管に洗わせています。学校でちゃんと全部分解して、洗って、組み立てるを1度でもやると、生徒は持って帰って、定期的に洗うようになります。1度やることで、壊してしまうかもという不安を取り除いてあげます。
打楽器のお手入れ
打楽器は使用後は打面、ヘッドなどをクロスでからぶきしましょう。
年に1度くらいは、鍵盤楽器の共鳴管を外して管の中のホコリをとりましょう。
太鼓系のヘッドの縁に溜まっているホコリを取りましょう。
細かく言えばいろいろありますが、これだけでもいろいろ状態は変わってきます。
楽器を大切に扱う習慣を是非つけてあげましょう。
昔、初めて指導に行った学校で自己紹介もせずに、いきなり楽器の話をしたことがあります。
フルートやクラが椅子からいつ落ちるかわからないところに無造作におかれ、バリトンサックスは椅子に立てかけられ、ホルンは椅子の上にオブジェのようにベルが下向きに飾られていました。クラやサックスにはキャップが一つも付いていません。そんな状態の音楽室で鬼ごっこか何かで楽しそうに走り回っている部員。
落としたりぶつけたりすると、音がどうなってしまうのか。またいくらするものなのか、直すといくらかかるのかなどを伝えました。10年近く誰も指導者もいなく、顧問も見にもいかない部活だったそうです。それは、何もわからないですよね、、、
今は楽器屋さんが配布してくれている、お手入れの仕方の冊子とかいろいろ、ネットにもお手入れ方法なども載っています。自分が扱うものを丁寧に大切にする意識を持つためにも、習慣化しましょう。
本日のキーワード
楽器のお手入れを習慣化しよう。
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私は吹奏楽部の指導を20年ほど行っています。10名にも満たない部活から70名程の部活の運営、個人レッスン、パート指導、グループレッスン、合奏指導。
一般楽団の立ち上げから運営、合奏指導多岐に渡って携わってきました。
指導活動の中で様々な問題にぶち当たり、一つ一つクリアしていく中で、吹奏楽部の環境の整え方というものを学んでいきました。
noteを通して、吹奏楽部の活動を行う際に困っている方やもっとよくしたいって思われている皆様へ向けて、
吹奏楽部の活動を生徒達が自主性を身につけながら個人もチームとしても成長していける流れづくりについて、ご紹介していこうと思います。
活動のお役に立てたら嬉しく思います。
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