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初めて「SHOW BOY」に乗船してきました

先日、「SHOW BOY」を観劇、いや乗船してきました。
(本日、東京公演千秋楽!おめでとうございます)
https://www.tohostage.com/showboy/

素晴らしい作品とは聞いていたんですが、あまりにも最高すぎて劇中ずっと口角上がっちゃっていたし、シアタークリエからの帰り道もルンルンでした。
なので、観劇レポという名の感想を書き残します。

上質なエンターテイメント

「SHOW BOY」はパフォーマンス、ストーリー、ミュージカル、...どんな側面から見ても抜けがないハイクオリティな作品でした。
それを実現しているのが出演者の方々はもちろん、特に主演のふぉ〜ゆ〜。4人はダンス、歌、演技、表情、アドリブ対応、笑い、と全方向でスキルが高すぎる。

リーダー福ちゃんはターンの軸が絶対にブレない、美しいダンス。
こっしーはピアノも弾くしさらっとアクロバットで登場するし、多彩。
ザキさんは劇中ほぼ中国語で演技(適当なのかと思ったら本当に中国語らしいすごいザキさんごめん…笑)。
辰巳はわざと失敗するマジックや繊細な恋心を魅せる演技力。

そんな彼らをはじめとしたカンパニーが作り出す全てのシーンがハイクオリティで、一瞬たりとも夢から覚めなかったし、終わってから振り返って「上質なエンターテイメントを見たな…」と心から思いました。

作り込まれたSHOW BOYの世界観

シアタークリエを去るまでSHOW BOYにしっかり没頭できたのは、劇中もそれ以外も世界観がしっかりと作り込まれていたからだなと思います。

「SHOW BOATで行われるSHOW BOYというショー」という設定に基づき、開演の挨拶では観客→「ご乗船の皆様」など世界観に入り込める工夫がされていました。先日見た「SUPER HEROISM」でも舞台がスーパーマーケットだったので、開演の挨拶は「いらっしゃいませ」から始まっていました。世界に入り込んでもらうというミュージカルの定番なのかな…?
またSHOW BOYでは開演の挨拶だけでなく、ロビーの劇場スタッフの方が
「SHOW BOAT乗船後、こちらのお手洗い、グッズ売り場はご利用いただけませんので、開演前にご利用お願いします」
と案内していたのです。劇場のスタッフをも巻き込む作品の力…すごい…スタッフさんにも愛されている作品なんだろうなと思います。

(以下ひと段落ちょこっとネタバレです。注意!)

SHOW BOYのストーリーは、同時系列のショートストーリーが4つで構成されているため、伏線が至るとこにあります。それが後々繋がって行く感覚がまた面白い!最後の1分くらいも各演者さんがショートストーリーのその後をセリフなしでバーーッと演じてくれます。正直最後は目が足りません、いやふぉ〜ゆ〜4人が揃った時点で目は足りてなかったです。笑

来年も出航してください、SHOW BOY!!

ということで振り返っても本当に楽しかったな〜!
ふぉ〜ゆ〜をはじめカンパニーの皆さん、素敵な作品をありがとうございました。
まだまだ見足りないシーンがあるので、ぜひ来年も再々演していただきたい…!もっとたくさんのエンタメ好きに観て欲しい…!


あと、運営さん、ぜひサントラ出してください!!!

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