【レシピ】めちゃめちゃ簡単!カブのスチームサラダ
蒸し器を使ってますかー?
みなさんは「蒸し器」を使われたことはありますか?
今や、オーブン電子レンジでもスチーム機能なんかがついていて、蒸し料理なんかも簡単にできちゃうみたいですし、わざわざ蒸し器を用意するのも収納場所に困るし・・なんて理由から調理器具として蒸し器を愛用されている方、少ないかもですね。
私は電子レンジは、ほぼ使わない暮らしをしていますので、ご飯の温め直しにはこれ↓を使っています。
え?もっと立派ないわゆる蒸し器じゃなくて、それ?!って思われた方もいるかもですね〜。
はい。これがうちの蒸し器。ホーロー製の片手鍋(直径15cm)に蒸し器用のお皿(ドーナツ型のように中央が空いてます)をのせ、そこに中華せいろ(直径18cm)を2段に重ねています。
中華せいろにクッキングシート(オーブンシート)などを敷いて、冷やご飯や、今回ご紹介するお野菜などをのせ、蒸しあげたら出来上がり。
とっても簡単で、何よりも「湯気で食品が還元される」感じが好きです。
ブロッコリーなども茹でるより蒸す方が甘味が違います。
茹でてしまうと流れ出てしまう野菜の甘味がそのまま凝縮されるような感じ。
ですので、湯気となる水(鍋に入れる水)は「浄水」を使うようにしています。その方が、食品に再度命が吹き込まれるような気がしますし、
レンジで温めると、その仕組み上、食品の分子構造が変わっちゃうような気がするんですよね・・。私の個人的な感覚ですが。
以前(今も?)、蒸し器と同じような原理で「タジン鍋」というものが流行ったようですが、それこそタジン鍋を別で買うのなら、この中華せいろを使った蒸し器の方が野菜料理にはもちろん、ご飯の温め直しや、それこそ中華まんを蒸してもいいし、とにかく色々に使えるのでおすすめです。
ということで、私はこの蒸し器を毎日愛用しています。
さて、前置きが長くなりましたが、早速レシピをご紹介しますね。
材料は「良質な素材」と「良質な海塩」のみ。
超シンプルなお料理ですが、カブの甘味を自然海塩が引き出してくれますので、ドレッシングなんてかけなくても本当に美味しいです。
素材そのものの味わいをシンプルにいただくことで、
「体の細胞が喜ぶ感覚」をぜひ味わってみてください。
繊細な味を感じる感性も磨かれてきます。
カブが大量にあるんだけどどうしよ〜なんていう時に、
思い出していただければ嬉しいなと思います。
カブのスチームサラダ:レシピ
【材料:2人分】
・カブ:3個
・カブの茎と葉:適宜
・自然海塩:少々
※カブはぜひ有機栽培のものを入手してください。
皮を剥かなくてもいただけますし、カブの甘みが違います!
【作り方】
①蒸し器を準備する
・鍋に水を8分目ほど入れて火にかける。
・中華せいろにはクッキングシート(オーブンシート)、
または蒸布を敷いておく。
②カブの下ごしらえをする
・カブは皮付きのまま、茎の根元に残った土などをよく洗い流し、
(爪楊枝や竹串などを使うと簡単に落とすことができます)
茎を1cm弱残して切り、1個を8等分に切っておく。
茎と葉はざく切りに。
③切ったカブ全てに、蒸気が当たるようにせいろに並べる。
④自然海塩少々を振り、鍋の水が沸騰したら
せいろを鍋に乗せて、約8分くらい蒸す。
⑤7分くらい過ぎたところで、カブの茎と葉をカブの上にのせ、
軽く自然海塩をふる。
⑥竹串などでカブの様子をみて、蒸気が通っているようなら火を止めて
カブと茎や葉(蒸し汁も)をお皿に移し、軽く全体を混ぜ合わせたら
出来上がり。
ポイントは、少し歯応えが残っているくらいで蒸すのを止めること。
噛むたびにカブの甘味が口に広がって美味しくいただけます。
出来上がりはこんな感じ。
緑色の細かい粒子はイタリアンパセリです。なんとなくかけてみました(笑)
マクロビオティックのお料理って素材の味を最大限に活かすこと、でもあるんです。
マクロビオティックって玄米しか食べないんだよね?
陰陽とか、あれダメこれダメって面倒臭いよね・・
そんなことを感じられている方がいらっしゃったら、ぜひその感覚、
変えてみてくださ〜い。という記事をこれからも綴っていきますが。
素材本来の味を活かす、引き出す。
それもマクロビオティックが大切にしていることです。
そんなシンプルな調理法のお料理をいただいていると、
心も体も本当の思いとシンプルに直結するようになってきますよ。
だって食べたものが、みなさんの心の状態も体の状態も作り出すんですから。
ぜひカブが美味しいこの季節に召し上がってみてくださいね。
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