12月下旬 ネイティブボディランゲージ

年末はテニスをしたり風邪をひいたりして、人生において体調が占める割合に振り回された。新年からスポーツマンとなり、しゃっきりエクササイズに励むのみである。


マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー

正統続編といったプレイ感だった。かなり面白くて、やりこみ要素も全クリしちゃった。

ランク制のレベルシステム、バッジを継承しつつ、ルイージを寝かせるという方法でマンネリを解消してきた!
マリルイRPG
シリーズはマリオとルイージでそれぞれA,Bボタンを押していくコマンドアクションだが、攻撃ターンでは2人とも同じアクションの繰り返しだ。2ではベビィたちが参加してxyボタンが追加されたり、3ではクッパが同時進行で操作可能であったりとそれぞれにマンネリ対策が打たれてきた。
今回はマリオとルイージで使えるブラザーアクションが違ったり、夢世界ではマリオのみの操作になるという革新的な構造改革がなされた。

前作3はクッパがカッコよすぎのファンゲーだと言ったが、今回はルイージのファンゲー。可愛げはもちろんのこと、ルイージのカッコよさを観たい人にはお勧め。いじられキャラとして情けない立ち回りをしがちなルイージがキーとなって進むストーリーでどんな成長を遂げるのか。ぜひプレイしてもらいたい。

マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX

リメイクを除いて、マリルイRPGシリーズの5作目。でも正統続編の5ではないっぽい?
プレイしてみた感覚としてはフィールドアクション・クエストがかなりボリューミーで、バトルばかりにならないよう調整している印象を受けた。
ただ初心者向けかというとそうではなく、立体的な普通の敵に加えて、そのペラペラバージョンの敵が出てきて行動パターンもちょっと違うので、結構歯ごたえがある。フィールドアクションも過去のRPGシリーズよりできることが増え、特にオリガミ飛行の難易度は結構高い。そうしたクエストがストーリー進行に必須となっているので、子どもが途中で投げないか少し気になった。

また、長寿のシリーズゲーにありがちなジレンマを見事に処理していたという印象だ。
ジレンマというのは
・古参ファンと新規参入へのシステム説明のバランス
・前作までのネタをどこまでこするのか
といった点だが、まずゲームシステムの説明はほとんどされない。
「分からなかったら画面下のガイドをタッチしてね」といった具合だ。
経験者は煩わしくなく進める一方で、ゲームチュートリアルの部分がもつ魅力が発揮できないのは勿体ないとも感じる。
前作までのネタは見る限りほとんどなかったように思える。4まではガンガンこすっていたにもかかわらず、今作はまるで別次元のような感覚だ。

今作はナンバリングもついていないため、ペーパーマリオMIXからマリルイRPGを始める人も多かったと思われる。そうした新規層向けへの配慮が強く感じられた。龍が如くでいうと7のような転換点になるのではないだろうか。
新規と古参のバランス、ペーパーマリオとマリルイRPGのバランス、その両方を見事に調整した今作はMIXという名にふさわしいゲームだった。


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