落ち着いたところで、2022年を振り返ってみる

皆さん、あけましておめでとうございます。

…を言うにはもう月半ばまで過ぎてしまいました。

去年は身に来てくださった方、スキを押してくれた方、その他大勢の人に助けられ、目標を幾つも達成する事ができました。
改めて、御礼申し上げます。


さて、ここからは、いつもの記事。

noteを30日間書き続ける、というチャレンジを達成して、まとめを後日書くなどと言っておきながら、年が明けてこのタイミングで、ようやく振り返りを書いている。

去年(2022年のこと)、今年(2023年)のことと、二つに分けて、得た事や変わった事を書いてみたい。


1.30日連続noteをやり切った結果について

①文章を書き続ける」ことは、自分にもできるとわかった

長い間、「自分は締め切り通りに文章を完成させる事ができるのか」という疑問と不安を抱えてきたが、それが一応は答えを出せたのがよかったと思う。
書き始めると、どうしても満足のいく完成度になるまで区切りが付けられないでいた事で、仮に仕事などで文章を書く事になった際も同じなのでは、という悩みが、実際に「30日を書き続けられた」事で軽くなった。

②「文章を書き続けて」初めて分かったこと

一つは、期限を決めるのは「変に恰好を付けてしまう」のを防ぐ効果がある、という点
個人のnoteの場合、一番の目的は「自分の正直な気持ちを綴ること」だ。
変に時間があったりすると、それ以外の事を気にし始める。
小説家でもないのに「書き方が何か幼稚だな、もっと格好いい言葉を使いたい」とか。
自分の正直な思いを書くのが目的なのに「こんな事を書いたら嫌われるかも」とか。
何より自分の為に書いているはずなのに「これ単なる日記じゃん。もっと役に立つ内容を…」とか。

こういう事を考え出すと、完成がどんどん遅れていき、期限に間に合わなかったり、書いたはいいものの、自分の中にあるものをを全然「吐き出した」気になれなかったりする。
本当にどうしようもない出来の物は引っ込めた方が良いが、自分のように「内に溜まっているものをデトックスする」のが目的の場合、格好つけずにとにかく書いて出すという経験を、30日続けられたのは大きいと思う。

二つ目は、「文章を書く」事の難しさを、言葉でなく実感できたおかげで、他の人の記事を見る視点も変わった点だ。

noteを実際に書いてみる前、自分はそうと気づかないうちに、「noteeに書いてある事は著者の意見を100%反映している」と思い込んでいた。
だから、良い事が書いてあっても、自分に合わないと「この人の考えは自分に合わないな」と簡単に思ったり、何かに批判的な記述があると、それが事人の主張の全てだと考えて、必要以上に攻撃的なイメージが付いてしまっていた。
けれど、当たり前だが、文章はその人の全てを表現できる訳ではない。
言葉の選び方や受け取り方で、全く意図していない印象を与えてしまう事がある。
そもそも、書いた本人も「違うなぁ、俺が伝えたいのはこういう事じゃないんだよなぁ」と悩みながら載せている場合も多いと思う。
書いてある事がその人の全てという思い込みから脱するきっかけになった、という点でも、毎日noteは意味があった。

2.2022年のまとめ

①自分も環境も大きく変わった年

自分自身としては、一昨年は「何となく続けていた」トレイルランに、かなり力を入れて取り組んだ年だった。
これは自分でも驚いている。
少なくとも、去年の今頃は、「何回かは大会に出てみよう」というレベルで、次の大会を楽しみにワクワクする、という感覚を持つとは思わなかった。

直接的なきっかけは、やはり白馬、上越妙高と続いた2つの大会で時間オーバーをし、その後の秩父・奥武蔵30kで初めて時間内完走を達成した事だと思う。
そう考えると、一番変わったのは「目標を達成できない悔しさをバネに次へ」という感覚を、この年にして初めて自分のものにできたこと。
そして、そう思える程に夢中になれる対象を、初めて見つけられた事が、一番の収穫だった。

②そろそろ我慢できなくなった年


これは前年から薄々感じていた事だが、現状の「仕事と生活の関わり方」に、そろそろ我慢ができなくなってきている。
どんな我慢かと言うと「仕事が人生で最優先」という価値観の中で働く事への我慢、という意味になる。
これについては、個別に記事を詳しく書きたいと思うが、今まで「将来への不安」という言葉を盾に見ないふりをしていた事実を、認める勇気を持てたという事でもあると思う。


③「変えたい」という気持ちが「変える」という決意に変わった年

働き方や生き方を、今までは「変えたいなぁ」「変えなきゃなぁ」という、ぼんやりした輪郭でしかなかった目標が、「変える」という、固い気持ちになってきているのを感じる。

と言っても具体的な手段はまだまだ、形になってはいないのだが、自分の中でも無意識に育っていた「このままでも、まあまあいけるんじゃないか」という気持ち、変わるのが怖くて自分に納得させていた理屈を、自分の意志で取り除くことができている。


振り返って、2022年は色々と進み、色々と疲れ、そして楽しい年だったと思う。

次回は、これらを踏まえて、2023年をどんな年にするか、を書いていきたいと思う。




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