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iPhoneの充電を自動化する
はじめに
日常生活の外出時はApple WatchセルラーモデルがあればiPhoneは不要になった。しかし、外出時にApple Watchで記入したメモやリマインダーと、自宅のiMacで記入したメモやリマインダーを同期させるには、Apple WatchはiPhoneとBluetoothで繋がっている必要がある。Apple WatchはiPhoneと繋がっていなければ、Appleデバイス間でiCloud同期できないのである。
iPhoneはApple Watchとの同期だけの用途になってしまったこともあり、iPhoneの充電が面倒に感じるようになった。そこでiPhoneの充電を自動化することにした。
充電の問題
iPhoneの充電の手間を省くため、iPhoneをMagSafe充電器に載せっぱなしにするという方法もあるがバッテリーの劣化を早める。iPhone(12 mini)は昨年2月にバッテリーを交換したが、現在、バッテリーの最大容量は95%まで低下している。iPhoneはできるだけバッテリーの劣化を抑えて、iOSサポート終了まで(あと2〜3年)使いたい。
iPhoneは低電力モードにしているが、バッテリーは3日は持たない。バッテリーを長く持たすために、Apple Watchと同期させるときだけiPhoneの電源を入れることも考えたが、煩わしいし使い勝手が良くない。
充電の自動化
iPhoneの充電管理から逃れたい。iPhoneのショートカットアプリの機能を確認した。オートメーションの「いつ(トリガー)」に「バッテリー残量」というアイテムを見つけた。バッテリー残量は5%単位で指定できた。そしてオートメーションの「行う(アクション)」でスマートプラグの電源のON/OFFを指定すれば、iPhoneの充電を自動化することができた。
バッテリー残量が20%を下回ったときに、充電を開始する。
バッテリー残量が75%を超えたときに、充電を終了する。
![](https://assets.st-note.com/img/1736147557-VX1ybUJLx6MfeWHcjAEBizlO.png?width=1200)
iPhoneは充電中にバッテリー残量が80%を超えたときに、自動的に低電力モードが解除される仕様になっている。オートメーションで低電力モードを再設定することもできるが、あえてシンプルさを目指し、バッテリー残量は75%を超えたときに充電を停止するようにした。
スマートプラグはデジタルフォトフレームで使っているものと同じ製品(TP-Link Tapo P105)を購入した。
iPhoneの保管場所
MagSafeは、iPhoneにいちいちケーブルを繋がなくても充電ができるメリットがある。しかし、今回の充電の自動化によりiPhoneは充電器に繋ぎっぱなしでよくなったので、MagSafe充電器を使う意味がなくなった。iPhoneの充電はMagSafeよりも充電効率が高い充電ケーブルを使うことにした。
これまでiPhoneは、バッテリー残量が低下すれば都度充電する必要があったため、デスク上のMagSafe充電器の近くに置いていた(本記事ヘッダー写真参照)。iPhoneはiMacからミラーリングで開いて使っているが、充電のときだけはiPhoneに直接触れる必要があった。今回のiPhoneの充電自動化により、iMac台の下で保管することにした。
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おわりに
iPhoneの充電管理から解放された。デスク上からiPhoneとMagSafe充電器が消えてデスク上がすっきりした。