Magic Mouse 2を充電しながら使う
はじめに
2011年からiMacを使っている。初代のMagic Mouseは乾電池式だったので、バッテリー切れになっても乾電池を交換すればすぐに使えた。Magic Mouse 2は充電式となり経済的には良くなったが、充電中は使えないという問題がある。この問題は予備のMagic Mouse 2を活用することで解決した。
問題点の整理
1. 充電しながら使えない
Magic Mouse 2もMagic Keyboard 2のように充電中も使えればいいのだが、Magic Mouse 2は充電中は使えない仕様になっている。
Magic Mouse 2の充電ポートは本体の底面にあり、充電時は亀をひっくり返したような状態になるので物理的にマウスの操作は難しい。充電ケーブルを机の手前に垂らしてマウスの前半分だけで机上端部に載せて使おうとしたが、そもそもMagic Mouse 2の充電中はマウスの操作をしてもiMacは反応しないようになっている。
AppleはMagic Mouseのデザインの美しさを優先させて、充電ポートを普段は目に触れないマウス底面に隠し、充電時は使わないという割り切った設計思想としているのだろう。
2. バッテリー切れの不安
Magic Keyboard 2の充電時間はフル充電でも約2時間と比較的短く、フル充電すれば1ヶ月以上も長く使える。充電をほとんど意識しなくてもよい。
Magic Mouse 2はバッテリー持ちがよいので充電が習慣化しない。充電することを忘れてしまうと突然のバッテリー切れでiMacが使えなくなってしまうという不安がある。この不安はMagic Mouse 2が充電中は使えないという仕様から生まれている。
現在の対策
昨年、外出先でiPad miniをMacのように使うためにMagic Keyboard 2と一緒にMagic Mouse 2の中古品を購入した。現在はiPad miniを手放したのでiMacのMagic Mouse 2の予備として使っている。
1. 充電時は予備を使う
Magic Mouse 2の充電中でもiMacを使えるようにするために、Magic Mouse 2の充電中は予備のMagic Mouse 2を使っている。
Magic Mouse 2を交互に均等に使ってもいいのだが、Magic Mouse 2(予備)は、Magic Mouse 2(通常)を充電している時だけピンチヒッター的に使っている。
Magic Mouse 2の充電中に予備のMagic Mouse 2を使うことで、「Magic Mouse 2は充電中は使えない」という問題を解決することができた。
充電(バッテリー残量)の進捗状況は、iMacのウィジェットやメニューバーから確認できる。
2. バッテリー切れ時は予備を使う
Magic Mouse 2のバッテリー切れ時に予備のMagic Mouse 2を使うことで、Magic Mouse 2の突然のバッテリー切れでiMacが使えなくなってしまうという不安が解消された。なお、これまでバッテリー切れは経験していない。バッテリー残量が10〜20%台に低下したところでフル充電している。バッテリー切れ時は予備を使えばよいので、もうバッテリー残量を気にするのはやめよう。
おわりに
この記事を書いているときに「Magic Mouse 2は約2分間の充電で約9時間使える」という情報を知った。バッテリー切れで使えなくなっても、2分間(バッテリー残量で2%ほど)充電すれば、とりあえずその日は使える。そしてその日の深夜にフル充電すれば済むことかもしれない。
それでも、Magic Mouse 2の予備があることで、Magic Mouse 2を使いながらMagic Mouse 2の充電ができるようになったことと、Magic Mouse 2のバッテリー残量を気にする必要がなくなったメリットは大きい。