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MacBook Airにバッテリー基板のみを取り付けてみた
バッテリーセルを取り除いたバッテリー基板をMacBook Airに取り付け、電源アダプタで起動してみた。MacBook Airが、バッテリーセルを取り除いたバッテリー基板をどのように認識するか確認した。
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状態認識
バッテリーアイコン
内蔵バッテリーを取り外した場合は画面のメニューバーのバッテリーアイコンそのものが表示されなかったが、バッテリー基板を取り付けると「コンセントマーク」のバッテリアイコンが表示された。バッテリー残量は「1%」で「充電停止中」になっている。
バッテリー残量1%って、バッテリーセルは付いてないんだけど…。
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”バッテリー”環境設定
”バッテリー”環境設定を開くと、こちらは「充電中:1%」になっている。
バッテリーがないのに、充電中ってどういうこと ???
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システム情報
システム情報のバッテリー情報を確認すると、こちらも「バッテリーの状態は1%」となっているが、充電中は「いいえ」となっていた。
バッテリー残量1%は共通認識なんですね。
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バッテリー基板のMCU(マイクロコントローラー)は、バッテリーセルの電圧が取得できないため混乱しているのだろうか。
CPU速度
CPUのベンチマークを確認するとCPUは低速だった。バッテリー残量が1%なのでバッテリーは使えないと判断し、CPUを低速にしたのだろう。
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まとめ
バッテリーセルを取り除いたバッテリー基板をMacBook Airに取り付けると、MacBook Airはバッテリー残量が1%しかないと判断した。
それなら、バッテリー基板にフル充電された小さなリポ電池を付ければ、MCUは「バッテリーの残量は十分ある」と判断し、SMCは「CPUを通常速度で動かせる」と判断するのではないだろうか。