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ゼロから始めて高難易度レイドで勝とう3~実際にテラレイドに繰り出そう


また続きました。今回は前回までのまとめで作成したラッキーの実際のレイドでの立ち回りと、出していい相手、ダメな相手などを解説していきたいと思います。
「ラッキー?前回って?」って方は、以下のリンクから前回、前々回の記事をご覧ください

ちょっとおさらいしよう

まずはおさらいですが、今回作ったラッキーの特徴は「完全耐久特化、火力は捨てて周りの仲間のサポートに全振り他力本願型」です。
このため、一人での攻略ではせいぜいが☆4レイドまでしか使えません。☆5以上のレイドで勝利を収めるためにも、ネットを通じて出会った仲間との攻略で活用しましょう

ステータスと技はこう。見ればわかる通り、攻撃は完全に捨ててます

テラレイドの画面ってわかりづらいよね

テラレイドの検索画面に移ったら、こんな感じでポケモンのシルエットと、テラスタイプが何かの一覧が出てきて、のなかから戦いたいポケモンを選ぶと思います。

図鑑登録済みなら白黒シルエットじゃなくていいと思うんです

けど、難しいですよね。どれ選ぶか。ポケモンのタイプと技、そしてテラスタイプとこの時点でいろいろ考えると思います。ですので、簡単ながら自分なりの考え方を書いていきたいと思います

ポケモンのシルエット=使ってくるわざのタイプ

シルエットの一例を出してみましょう

だーれだ?

この例だとシルエットはわかるでしょうか?10秒で考えてみましょう

わかりましたかね?

答えはレートでも活躍中の600族、ガブリアスですね。
ガブリアスは高い耐久と火力を併せ持つポケモンですが、ポケモンのタイプは何か覚えていますでしょうか?これも10秒で考えてみましょう。

じめん・ドラゴンタイプですね。優秀なタイプです。トゲキッス来ないかなあ

「タイプがわかったら何なんだ」ってことなんですが、テラレイドで警戒するのはポケモンのタイプです。つまり、敵の攻撃で一番ダメージを受けやすいのはこの場合じしんとげきりん。こういったタイプ一致高火力技の被害をいかにして抑えるか非常に大事です。ほんとに大事です。火力を出すことなんかよりずっとずっと大事です。
この例だと、一緒に戦ったミライドンが出た瞬間倒される地獄絵図が生まれましたレイドは失敗しました。
このガブリアスの場合かえんほうしゃなどのタイプとは関係のない技も持っています。
が、レイドボスのタイプ一致でない技は覚えるにしても量が膨大で覚えきれないし、大体の場合火力はそれほどでもないため、いっそ放棄してしまいましょう。

結論をまとめましょう。以下のような手順です

  1. シルエットから出てくるレイドボスがなにか見当をつけましょう
    (この例だとガブリアス)

  2. 見当がついたら、ポケモンのタイプを思い出しましょう
    (この例だとじめん・ドラゴン)

  3. ポケモンの選出は、それらの技に弱点を突かれないものを選びましょう
    (このれいだとラッキーは弱点を突かれないのでセーフ)

という感じで選出をしていきましょう

テラスタイプって何の影響が?

改めて先ほどのレイドのシルエットを見てみましょう。右上に何か六角形のマークがありますね。

これがテラレイドボスのテラスタイプです。
テラスタイプは、ボスのタイプ相性を変化させており、一部テラバーストをつかうレイドボスでは技範囲にも効果あがあります。

今回のガブリアスのテラスタイプは何かわかりますでしょうか?

水タイプですね。

ですのでこのガブリアスはほのおとみずは半減し、くさとでんきタイプが弱点となります。
お判りでしょうか。このガブリアス、こおり・ドラゴン・フェアリーの本来弱点だった技は全部弱点じゃなくなり、特に4倍の弱点だったこおりについては半減されます。

テラスタイプとは、テラレイドボスがどんなタイプに変化しているかを表します。つまり、レイドボスが何に強くて、何に弱点を突かれるかはテラスタイプ次第ということです

まとめましょう。
このレイドボスは「くさとでんきタイプに弱くて、ほのおとみず、こおりに強い、ドラゴンとじめんタイプの強い技を使ってくるレイドボス」
となります。こういったポケモンのタイプと使う技を考えて、普段のレイドでは使うポケモンを選んでいきましょう。

ラッキーは誰に出して良くて、誰に出したらダメなの?

ではラッキーはだれに出してもよくて、誰ならダメか。ラッキーの耐性を見てみて考えていきましょう。


ノーマルタイプの弱点は格闘タイプ、耐性はなく、無効はゴーストタイプです。シンプルで覚えやすいですね。
このため、格闘タイプからは弱点を突かれる一方、それ以外のタイプについては可もなく不可もなく立ち回れます。つまりもともとのタイプが格闘タイプ以外には選出していいです。でも格闘タイプにだけは出さないように気をつけましょう。
格闘技を使ってくるレイドボスに対しての選出はそれだけで勝率をガクッと下げてしまう原因となります。選出画面でもそうですが、ランダムで入った先が格闘タイプのポケモンだった場合はそっと退出しましょう。

具体的にダメなポケモンって?

☆5も含めるとちょっと数が多いので、☆6レイドの中からピックアップしていきましょう合計9匹存在します。

この顔に ピンときたら 即撤退

順に書いていくとケンタロス三種、コノヨザル、ムクホーク、エルレイド、パーモット、ヘラクロス、キノガッサ です
ちょっとムクホークがいるのが疑問に思うかもしれませんが、こいつはインファイトを連打してきます。ので、さすがに連打されるとラッキー側が圧し負けてしまいます。上記でタイプ一致の技以外忘れましょうと書きましたが、こいつだけは例外としてここに載せておきます。技威力が高すぎてタイプ一致してなくても痛いのです。

ほかにもカイリュー、サーナイト、ブラッキーなど☆6でも指折りの高難易度レイドはそもそも野良レイドでの勝率が非常に低いので、こいつらを見かけたときも避けたほうが無難でしょう。これら以外のレイドでは勝てる見込みがあります。

実際に立ち回っていこう

ではこれまでの解説でラッキーを育成し、選出していいレイドを選んで、レイドに参加までこぎつけました。
では実際に参加した時、自分はどうするべきか?を書いていきましょう。

基本的にラッキーの基本的な立ち回りとしては「初手はスキルスワップ。相手の使う技に合わせてひやみずか光の壁を使う、味方のHPが減ってきたらいのちのしずく」です。

ちなみにですが、このラッキーはテラスタルしません
テラスタルの恩恵は薄いですし演出が長いため、その時間にいのちのしずくしてたほうがマシです。

初手にやっておくと吉。厄介な特性持ちは☆6には多い

スキルスワップを行うことでまけんき、かちき、じしんかじょうやちょすいなどの特性を無効化させてしまいましょう。必要ない場合も多々ありますが、それは数をこなして覚えていけばいいと思います

ボーマンダのじしんかじょう、ウルガモスのほのおのからだなど怖いものはたくさん

次に、味方のHPを時折確認しておきましょう。右上にほか三人のHPがどのくらいか表示されています。これを見て、黄色や赤色ゲージの人がいるならいのちのしずくを使って回復していきましょう。

HPが減っているときの好例。黄色ゲージは危険信号です

黄色ゲージ以下だとボスの攻撃によってワンパンで沈みかねない危険域なので、いのちのしずくかいやしのエールで味方のHPを回復させるようにしていきましょう。

ここでは大まかにテラレイドボスが使う技が物理、特殊、物理とくしゅ両方の3パターンで大まかにまとめて書いていきましょう

物理攻撃主体だと?

ガブリアス、オノノクス、ミミズズ、マフィティフなどのこうげきの値がとくこうより高いポケモンが当てはまります。
これらのポケモンは物理一辺倒の攻撃を行ってきます。つまり、スキルスワップ後はひやみずを連打しておけばいいです。

冷や水連打しとけばとりあえず味方の死亡率は減っていく

しかしボスのHPが削れていくと、「自分にかかっている悪い効果を打ち消した!」と出てきてデバフを全部無効化されます。
こうなってくるとこちらも体力が減っているのにレイド開始時と同等の火力を押し付けてくるので、応援コマンドのがっちりぼうぎょで当面のダメージを抑えるか、ひやみずを再び連打で耐えられるようにしていきましょう

デバフ無効化の合図。理不尽要素の一つ。
こちらはがっちりぼうぎょ。大体2/3くらいに抑えてくれます

箇条書きだと以下のようになります

  • 初手にスキルスワップしよう

  • あとはひたすら冷や水連打。攻撃を下げていこう

  • 味方のHPも確認。いのちのしずくで回復してあげよう

  • 「悪い効果を打ち消した!」をみたらがっちり防御かひやみず。ダメージを抑えていこう

  • そしてひやみず連打!

特殊攻撃主体だと?

特殊攻撃主体だと、物理攻撃主体の時よりもやることは少なくて暇です。
物理攻撃主体の冷や水の代わりに、光の壁を使いましょう。
初手にスキルスワップ、2手目に光の壁です。

そしてひやみずを連打する必要のない分、ちょっと暇になりますよね?その間は味方のHPを確認し、いのちのしずくをこまめに使いましょう

回復は物理主体よりこまめに使えます

野良レイドは時間がかかりやすく、5ターンで終わることは稀です。ですのである程度時間がたつと光の壁が消えてしまいます
ですので、自分が何度か行動したら光の壁を再度使う、または味方の状況確認でひかりの壁の効果ターンを確認して2回目の光の壁を使うタイミングを見計らいましょう

耐久の低いタイカイデンでも2回目の壁を使うくらいにはかかります

両刀の場合は?

ブロスター、サザンドラ、ヌメルゴンなどの両刀の場合は一番忙しいです。味方の編成やボスの技構成によって変化することも多く、その時々の状況によって変わってくることが多数あるためパターン化は難しいです。状況に応じて回復、冷や水、かべを使い分けていくのが理想です。
きあいいれて物理とくしゅの両方の行動をミックスさせて行動していきましょう

初手はとりあえずスキルスワップなのは変わりません。ただ、サザンドラが相手の場合はちょうはつをされやすいため、初手からひかりの壁でいいでしょう

ここは変わらず共通

次に物理と特殊のどっちを優先して抑えるか?ですが、物理を優先しましょう。何度も攻撃を受けているとラッキーが倒れかねません。
物理でのデバフはどの程度するのがいいかですが、何度も攻撃を受けたらラッキーが倒されかねないですから、ある程度ひやみずを打ちましょう。HPの1/4以下に抑え込めるか、ボスがラッキーに特殊技を使ってくるくらい抑え込めたらたら理想的です

とくしゅに対しては変わらずひかりのかべを使っておけばいいです。とりあえず使えば5ターンほど2/3ほどに抑えられるが、壁の切れるタイミングをできるだけ見逃さないようにしましょう

あとはボスがデバフを打ち消してきた時の立ち回りですね。
がっちりぼうぎょからひやみずを連打、かべが切れたら張り直しです。がっちりぼうぎょはターン制限はあれど物理特殊両方を抑えられるためこれ一手である程度抑えられるので使うといいでしょう。
味方のHPを気にする余裕はなくなりがちですが、ここで味方にも気をかけられたらいのちのしずくをつかって回復してあげましょう。あとは頑張って倒すまで耐えるだけです

まとめると以下のようになります

  • 初手にスキルスワップしていこう。サザンドラの時はひかりの壁

  • 物理はひやみずをラッキーのHPを1/4削られないくらいまで、またはとくしゅ技を使ってくるくらいまで抑えられたら理想的です

  • とくしゅはひかりの壁を1回打つだけでいいです。ただ、壁の切れるタイミングには気をつけましょう

  • 敵がデバフを打ち消したときは、がっちり防御を使いましょう。物理特殊両方を抑えられます

  • あとは味方のHPに気を付けて、危ないと思ったらいのちのしずくを使っていきましょう


おわりに

以上でテラレイド一連の記事を終わりにさせていただきます。
これでもしも、万が一にも参考にしてレイドで活躍してくれる方がいたら、非常にうれしいです。
ちなみにこのラッキーを使っての勝率は野良に10戦って7勝。よっぽど見方が即死するか、火力が低くて削り切れず時間切れになるかしなければ勝てるくらいの強さを持っています。このレイドで得た戦利品を活用して次のポケモンを育てるなどしていきましょう。

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