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■ 素直な心の効用10ヶ条

素直な心とは、寛容にして私心なき心、広く人の教えを受ける心、分を楽しむ心であります。
また、静にして動、動にして静の働きのある心、真理に通ずる心であります。
 お互い人間が最も好ましい生き方を実現していくには、それにふさわしい考え方や行動をすることが大切で、その根底になくてはならないものが「素直な心」である


第1条 なすべきをなす

素直な心が働いたならば、なすべきことを正しく知り、それを勇気をもって行なう、という姿が生まれるようになる


第2条 思い通りになる

素直な心になれば、すべてに対して順応していくことができるから、
何でも自分の思い通りにすることができるようになる


第3条 こだわらない

素直な心になれば、何事に対してもこだわりやわだかまりが心にのこらないようになってくる


第4条 日に新た

素直な心になれば、現状にとらわれることなく、日に新たなものを生み出していくことができるようになる


第5条 禍を転じて福となす

素直な心になれば、危機に直面してもこれをチャンスと受けとめ“禍を転じて福となす”こともできるようになる


第6条 つつしむ

素直な心になれば、自分の立場をわきまえて、つねにつつしむという見識も生まれてくる


第7条 和やかな姿

素直な心になったならば、いらざる対立や争いがおこりにくくなって、和やかな姿が保たれるようになる


第8条 正邪の区別

お互いが素直な心になったならば、何が正しいか正しくないかという区別がはっきりし、共同生活の秩序が高まってゆく


第9条 適材適所の実現

素直な心というものは、よいものはよいものと認識し、
価値あるものはその価値を正しくみとめることのできる心である


第10条 病気が少なくなる

素直な心になれば、病気になりにくくなり、たとえなっても比較的治りやすくなる




■ 出典 PHP研究所 社会活動部 PHP研究所 PHP INTERFACE






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