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マジ軽ナット生インプレッション その1

マジ軽ナットユーザーの生の声

「タイヤを除電するってなに?」と思われる方がいるでしょうから、超簡単に説明します。

フリースを脱ぐ時に静電気が起きる(帯電) と、脱ぎにくくなります。
このように静電気が帯電すると、物の動きが悪くなります。
それと同じで、タイヤのゴムが分子レベルで動きが悪くなる=ゴムが硬くなるのです。逆に言えば、ゴムを柔軟(設計思想に近い状態)にするには、不要な静電気を取れば本来の性能が引き出され、振動をより吸収してロードノイズが低減、接地感(タイヤが路面を捉えている感じ)が向上する、更にホイールも軽く回る=省エネになるという訳です。

ナットやボルト形状で固定して除電する発明で親友が2014年に特許を出願、2018年に特許を取得しています。つまり、科学的な根拠を国が認めているのです。
トヨタは別の方式で除電の特許を取り、除電パーツとして販売したり、新型クラウンでも除電シートをオプション装備して、走行性能を向上させています。
特に回転する物は静電気が多く発生しやすい。洗濯機、エアコンの室外機にも必ずアース線が付いているのは、発生して悪影響を及ぼす静電気をアースから地面に逃がす(除電)ためです。

自動車やオートバイはアースが付けられないので、地面(路面)に接触している唯一の部品、タイヤから流すしかありません。タイヤが黒いのは導電性の高いカーボンブラックの色で、その目的の一つは静電気を地面に逃がす(一定量の導電性を持たせる)ためです。
私がそれを知ったのは学生時代、発生する静電気は全て路面に流れていると思っていたのですが。
ところが、それが思うように流れていない。自動車でもタイヤと地面との接地面積はわずかハガキ4~8枚程度。発生し続ける静電気より、地面に流れる静電気の方が全然少ない。
車好きを自認している方でも、ゴム自体が最初から黒いものだと勘違いしている人が結構います。
動画のように、シートで除電して運動性能を高めようとしたのです。

私は昔、自動車メーカーのテストドライバーをしていて、後に除電の特許を取得する友人の工場によく出入りしていました。除電のアイデアを初めて聞いたのが2012年、最初から車やオートバイで走行テストに協力していて、「これは面白い、扱えたらいいな」と思っていました。

パンフレットにはマジ軽ナットのユーザーの声を載せていますが、「もっと詳しいインプレッションが知りたい」というリクエストが多いのです。
ご本人が下さったDMやメールを、承諾を得た上でスクリーンショットし、個人情報を隠してたものです。
一部、私が返信したDM、お客さんの情報が分かる部分は省いていますから、少し脈絡がおかしいかも知れませんが、生の声ですのでご容赦願います。

最初はエクスチェンジマートという、車やオートバイに特化したフリマーケットがあり、そこに来店されて興味を持たれたFさんとオートバイ仲間のHさんです。Fさんは昔のカワサキのW1SAに乗っていて、私が「W1は振動が多いから、タイヤが吸収してくれて振動が減りますよ。タイヤの転がりが良くなります」等、展示しているTL125の例を説明してお買い上げ頂きました。
Fさんは後にそのフリマに再来店して下さり、「全然違う」と、もう一台のホンダXR用をお買い上げ頂いただけではなく、「エアクリーナーボックスを(取り付けのボルトで)除電してみたい、作れますか?」とリクエスト。
その後も少しづつ買い足されています。

その後、Hさんは、Fさんからマジ軽ナットを借りて、ご自分のオートバイで試したところ「ちょっと借りて違いに驚き」その後、ネットショップBASEでお買い上げ頂きました。そこから、次々と「どこをやったらいいですか?」とすっかり除電に夢中になっています。

愛車はスバルサンバー スーパーチャージャー

以下、実際にHさんから頂いたDMのスクリーンショットです。

Hさんからはこのようなインプレッションを頂きました。後に知りましたが、Hさんはタイヤショップ勤務のプロフェッショナル。社長さんにも気に入って下さり、一時は毎週発送していました。
ご協力ありがとうございます。
タイヤはあくまで除電チューニングの入り口ですが、お友達のFさん同様「タイヤで良いなら、他の部分にも良いのでは?」と思われたようです。
Hさんは6台のオートバイと車も所有していて、その後次々と除電チューニングを施しています。インシュレーター、エンジン、ミッションからスーパーチャージャーまで。「除電ハマりますね」だそうです。
エクスチェンジマートにいらした時は必ず来店して下さり、すっかり仲良くなりました。

この除電技術の最初は排気の流れを良くする、足回りの動きを良くする所から始まっています。
その効果を知ったお客さんから「タイヤ用も作ってもらえませんか?」との要望から作ったのがマジ軽ナット タイヤ用です。

帯電除去装置として特許を取得しています

パッケージは家内が商業デザインのプロなので、相談しながら制作してもらい、安く販売するために包装も簡易包装にしました。
小さくても安いコストで効率的に除電させる独自の形状の為に、今のところは一体成型が出来ません。作るのにすごく手間がかかりますし、歩留まりも悪い。もっと販売数が増えれば、コストも下がっていくと思います。

このインプレッションのように、マジ軽ナットは走りを楽しむ、楽になるグッズですから、そのコストパフォーマンスはかなり良いと思います。耐久性も抜群で使いまわしも可能です。
この除電技術は少しの投資(価格)で体感出来る効果があり、元が取れるどころかお金が浮く技術です。
転がり抵抗が低減するので、渋滞でも走り出しが楽です。エコモードの車でも走り出しが良くなります。お盆休みに向けて購入数が増えていますが、ゆうパケットで早めの発送をしています。
どうせなら、渋滞や高速走行でも効果を体感して欲しい、混雑がなければ燃費も比較出来そうです。
走りを楽しみつつ、ついでにタイヤの寿命も気にして下さいね。報告はたくさん頂いております。

毎月出店しているエクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。
今月は8月18日(日)早朝5時から開催の予定です。5時前からすごい数の来場者が並ぶ、オートバイや自動車に特化していて、昔風に言うなら部品交換会です。

ブルーのバナー(旗)が目印です

暑さのために来場者が減った時点での店じまいとなります。先月は9:30頃に会場を後にしています。
除電に興味を持たれた方からの様々なご質問に対面で直接お答えしています。それが出来るのはこの方式の除電の全てを知っているから。
馴染みのマジ軽ナットユーザーが何人も立ち寄って下さるので、タイミングが合えばここでも生インプレッションが聞けるかも知れません。
天候により延期の可能性があります。詳しくはホームページでご確認下さい。


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